2012年9月30日日曜日

明治は遠くなりにけり

今更気がついたが、今年で丁度、明治終了から100年だったのか。

戦後生まれなので明治の話は記録でしか知らないが、考えてみれば100年前だって日露戦争の後、すなわち戦後だったんだよなぁ。物心つく前から戦後の「戦」はWWIIだったから、100年前も戦後だったことを、今更ながら新鮮に思う。

そう考えると明治以降は、戦中以外いつだって戦後だったわけか。そして次の戦争が起これば、今の時代も戦前と呼ばれるようになるのか。語り継ぐ人間が残っていればの話だけど。

そういえば、続編が途絶えて久しいWWシリーズの1作目は、2年後に100周年だ。当時の震源地である欧州では、殴り合いに発展させないための知恵がそれなりに結実したようにも見えるけど、それ以上に欧米だけが世界ではなくなったからなぁ。

2012年9月29日土曜日

ポイントカードの罠

何となく騙されてる気がするシリーズ(?)。

家電量販店等でよくあるポイントカード。あれを使って、例えば購入額の10%分のポイントをもらうと、何となく得した気分になる。その一方で、貯まったポイントを利用して支払金額が安くなったときも、何となく得した気分になる。

あるとき気が付いた。1度のポイント還元で2度喜ばされてるぞ、と。

ちょっと考えれば、決して2度得しているわけではないことは誰にでも分かる。にも関わらず、ついつい2度得した気になってしまうポイントカードの魔力、恐るべし。もっとも、そんな危険性を認知したところで、値引きの魅力には抗えずに財布に忍ばせてしまうのだけど。

それはさておき、単純に分厚くてかさばるカードはどうにかしてほしい。ポイントカード類が皆、iOSのPassbookに対応してくれないかなぁ。

2012年9月28日金曜日

晴れたら良くないね?

天気が怪しかったので、今朝は洗濯物を外に干さずに出かけたのだが、昼ごろにガラス窓に付いた水滴を見て、思わず「よしっ」。

…ん? 時間差で違和感。確かに洗濯物は雨にさらされなかったけれど、それは外に干さなかった時点で確定していたこと。もう雨が降ろうが雪が降ろうが、新たな損益は発生しないわけだ。にも関わらず、反射的に嬉しく思ったのは、単純に予想が当たったからだろうか?

状況を整理すると、昨晩洗濯機のタイマーを設定して、今朝洗濯が完了した。が、今朝は雨が降りそうだったので、乾燥を諦めて外に干さなかった。言うなれば、今朝の時点で「今日はもう洗濯物が乾かない」ことを受け入れ、洗濯物に関しては損切りしたのだ。

損切りした後に、たらればで損失が膨らまなかったことを喜ぶ気持ちは分かる。自分の判断に酔いしれる気持ちも分かる。しかし、そもそも損をしていることを覆い隠してしまうこの感情は、適切な現状認識を妨げる危険なものなのではなかろうか。

こういう心の脆弱性を狙って突かれたら、適切な判断を下せる自信が無いなぁ。あと、すっかり乾いていた夜の家路を見るに、結局ほとんど降らなかったみたいだ。

2012年9月27日木曜日

Happy Friday案

まだ木曜日なのにもう息切れしているのは、秋分の日が土曜日に当たったせいに違いない。そう未練がましくカレンダーを眺めながら次の祝日を確認していて、ふと思い出した。そういえば、土曜日に当たってしまった祝日を金曜日に振り替える話があったような…。

で、ググってみたら結構最近の話だった。リンク先のコメントでは不評みたいだけど、真面目で勤勉な駒なんて、今時流行らんだろうよ。単なる手数勝負では人が安い国にかなわないんだから。

2012年9月26日水曜日

Google検索のブロック機能

いつの頃からかは知らないが、いつの間にやらGoogleの検索オプションがトップページから消えていて、検索結果ページの右上の方の歯車ボタンに検索オプション+αが集約されていた。集約すること自体はいいとしても、トップページから取っ払うことはなくないか?

そんなデザインはさておき、検索の設定を眺めていたら「不要な結果を除外」という機能が追加されていたことに気がついた。要は自分専用のブラックリストを作って検索結果からはじく機能なのだが、これはいいね。検索時に公式サイトより先に出て来る悪名高きステマサイトも、これで完全にスルーできるようになった。

もっとも、設定しなくても適切な検索結果を返してくれるのが理想なんだけどね。まあ

このブロック設定が他のユーザーに影響することはありませんが、Google ではすべてのユーザーのブロック情報を検索結果の掲載順位全体の改善に利用させていただく場合があります。
とあるので、一人ひとりの「逆いいね!」が悪質なサイトのランクを沈めると思って、自分のフィルタをコツコツ育てていこう。掲載順位全体の改善に使うなら他のユーザーにも影響するような気がするのは、きっと気のせいだ。

2012年9月25日火曜日

C++のexplicit

たまに見かけて何だっけ? と思うシリーズ。日常的にC++で書いている人にexplicitは常識かもしれないけど、温いLLかダサいHDLばかり触っていると、ついググってしまうのよね。自戒の意味も込めて、自分の手を動かしてまとめる。

さて本題。explicitはコンストラクタに付けられる修飾子で、こいつが付けられたコンストラクタはimplicitに呼ばれなくなる。では、そもそもどんな場面で、陰に陽にコンストラクタは呼ばれているのか。サンプルコードを走らせてみれば一目瞭然。

#include <iostream>
using namespace std;
class TestClass1 {
    int val;
public:
    TestClass1() : val(0) {
        cout << "default constructor: val=" << val << endl;
    }
    TestClass1(int v) : val(v) {
        cout << "constructor: val=" << val << endl;
    }
    TestClass1& operator=(const TestClass1& rhs) {
        if (this != &rhs) val = rhs.val;
        cout << "assignment operator: val=" << val << endl;
        return *this;
    }
};
void test1() {
    cout << "[TestClass1]" << endl;
    TestClass1 t1 = TestClass1(10);
    TestClass1 t2 = 20;
    TestClass1 t3;
    t3 = 30;
}
class TestClass2 {
    int val;
public:
    TestClass2() : val(0) {
        cout << "default constructor: val=" << val << endl;
    }
    explicit TestClass2(int v) : val(v) {
        cout << "constructor: val=" << val << endl;
    }
    TestClass2& operator=(const TestClass2& rhs) {
        if (this != &rhs) val = rhs.val;
        cout << "assignment operator: val=" << val << endl;
        return *this;
    }
};
void test2() {
    cout << "[TestClass2]" << endl;
    TestClass2 t1 = TestClass2(10);
//  TestClass2 t2 = 20;             // ERROR
    TestClass2 t3;
//  t3 = 30;                        // ERROR
}
class TestClass3 {
    int val;
public:
    TestClass3() : val(0) {
        cout << "default constructor: val=" << val << endl;
    }
    explicit TestClass3(int v) : val(v) {
        cout << "constructor: val=" << val << endl;
    }
    TestClass3(double v) : val(v) {
        cout << "constructor with double: val=" << val << endl;
    }
    TestClass3& operator=(const TestClass3& rhs) {
        if (this != &rhs) val = rhs.val;
        cout << "assignment operator: val=" << val << endl;
        return *this;
    }
};
void test3() {
    cout << "[TestClass3]" << endl;
    TestClass3 t1 = TestClass3(10);
    TestClass3 t2 = 20;
    TestClass3 t3;
    t3 = 30;
}
int main() {
    test1();
    test2();
    test3();
    return 0;
}

明示的に呼び出しているところ以外でも、オブジェクトの初期化や、コピー代入のコピー元一時オブジェクトを作るところで、黙ってコンストラクタが呼ばれる。

TestClass1 t2 = 20;
のような記述はパッと見では型が一致しないように見えるが、右辺値を引数としてコンストラクタが呼ばれる。便利ではあるけれどミスの元になりそうなこの機能を抑止するのがexplicit。

ただしTestClass3のように、暗黙の型変換をすれば呼び出せる別のimplicitなコンストラクタがあれば、それが呼ばれてしまう。

2012年9月24日月曜日

ブロッケンJr.の走馬灯

今週のキン肉マン。

ラーメンマンの最大の難敵がブロッケンマン? 上の方の階でウォーズマンが聞いてたら、びっくらこいてアワワするぞ。まあ、それでブロッケンJr.が立ち直るなら、嘘も方便だな。

それにしてもブロッケンJr.よ。さも良かったことのように振り返った過去くらい、もう少し活躍したシーンを選べよ。ウォッチマン戦とか、ウォッチマン戦とか、ウォッチマン戦とか。…まあ、そんな過去も受け入れろってラーメンマンは言ってたから、あれでもいいのか。

しかし、テリーが悩みスグルが一筋の光明を得た完璧超人とのイデオロギーの対立は、今度ばかりは倒すだけで精一杯かな。

2012年9月23日日曜日

2代目ギャバン

ゴーバスターズにギャバンがゲスト出演すると聞いて、見てみた。

分けも分からず虚無僧の群れに襲われるのはギャバンらしかった。遊園地で着ぐるみに襲われるのは、なぜだかマクー空間より幻夢界っぽいと思ったが。巨大な頭蓋骨に襲われるシーンは、横っ飛びでかわしてくれるのかと思ったのに。

肝心の2代目ギャバンは、初代とは毛色が違うけど、やっぱり生身でアクションできるのはいいね。蒸着シーンは、多少の荒々しさはありだとしても、ピシッと静止するところは静止して欲しかったかな。あと、サイバリアンは立ち乗りするものだw

2代目単体だと性格が角ばっている気がするけれど、円熟した初代と絡む映画では丁度いいのかな? とにもかくにも、映画が楽しみだ。

2012年9月22日土曜日

秋分の日に思う

猛烈に損した気分で恨めしくカレンダーを睨むも、公転は相変わらず。そもそも今日日、秋分の日なんて何を祝うんだよ?

そんなスレイブの愚痴とは無関係に天体は運動し、これから半年間は夜の方が長くなるわけだが、今更言うまでもなく、これは自転の回転軸が公転の回転軸に対して少し傾いているから起こる現象だ。ならば、もしも2つの回転軸が平行だったなら、毎日が春分・秋分の日状態の真っ赤なカレンダーを見ながら幸せに暮らせなかっただろうか。

…それどころじゃないよな。1年周期で季節が廻らなかったら暦に対する切実な需要も無くなるわけで、それではあらゆる文明の発展が遅れるか、そもそも興らなかったかもしれない。かと言って、2つの回転軸が直交するほど傾いてしまうと、今度は昼夜の反転が1年周期になってしまうわけで、そんな環境では現在繁栄している生物の祖は、まともに存続できなかっただろう。そう思うと、たまたま地軸が程よく傾いた幸運を祝う日が年に2回くらいあっても、悪くない気がしてきた。

しかしまあ、秋の日差しでは洗濯物が乾かないなぁ。昼過ぎまで寝てたのが悪いんだが。

iOS6の共有フォトストリームをブラウザに見せるリスク

共有フォトストリーム自体はiOS6というよりiCloudの新機能な気がするが、公式サイトでもIOSの新機能としてアピールしているので、細かいことはスルーしておこう。

さて、何の新機能であれ、ようやくフォトストリームをWebブラウザで見られるようになるかと期待したのだが、見られるようになったのは「共有」フォトストリームだけなのか。今までのフォトストリーム(現・自分のフォトストリーム)は対象外みたいだ。加えて、ブラウザで見るためには「iCloud.comでだれでも見られるようにする」設定を有効にしなければならない模様。

だれでも? おいおい、もしかして誤訳か? と思いながら、試しに共有フォトストリームを作ってみて、シークレットモードのChromeで見てみたところ、Apple IDも何も聞かれぬまま写真を表示できてしまった。う〜ん、そこまで大っぴらには公開せず、あくまでアカウント管理下の閉じた世界に閉じ込めておきたいんだが…。

HTTPSだからiCloudへのリクエストを覗き見されてもファイル名はバレないとしても、ブルートフォースで探られた有効なURLのリストが出回りそうな悪寒。この機能を使うのは見送ろう。

2012年9月20日木曜日

第4世代iPod touchをiOS6にアップデートしてみた

アップデートそのものは簡単。iOS5以降ならiOSデバイス単体で設定からアップデートするだけ。ただし、なんだかんだで1時間以上かかったので、母艦のiTunesに接続する必要はなくても電源には接続しておいた方が無難。

さて、悪い意味で話題の新しいマップだが、リアルで知っている範囲を眺めてみた感じでは地図データが古い。潰れて久しいコンビニを複数見つけた。Google Mapから強制移行させられたら、確かに不満だろうとは思う。

…が、そもそもtouchは3G通信ができないので、元々外でマップを使えなかったのだ。それが今回、ベクタ形式になったからか、Wi-Fiを切っても結構キャッシュが残っている模様。これなら外出前に目的地周辺を確認しておけば、オフラインの外出先でも結構マップを見られそう。地図の品質はそのうち上げてくれればいいや。

2012年9月19日水曜日

Rubyのsendメソッド

たまに見かけて何だっけ? と思うシリーズ。Object#sendは指定された名前のメソッドを呼び出すメソッド。

o.send(‘foo’)
o.send(:bar)
o.send(:baz, 1, 23)
o.foo()
o.bar()
o.baz(1, 23)
は、大体同じように振る舞う。上手く使えば動的なコードを簡潔に書ける。

ただしsendはアクセス権をガン無視するので、利便性と危険性は表裏一体。取り扱いにはinstance_eval級の注意が必要。

前科者のその後

犯罪白書を見ても、ちょっと分からんな。基本的に分母が捕まった人間みたいだから、一度は過ちは犯したものの、その後はおとなしくしている人の動向が分からない。

前科と納税額との関係なんてのは省庁が異なるから難しいだろうが(…なんて、一般市民に認識されているのは本来大問題だと思うのだが)、司法も戸籍も扱っている法務省なら、例えば捕まった回数別の没年齢分布なんてのも調べられないものだろうか。

少なくとも裁く側の人間には、知っていて欲しいなぁ。…と、知ってるかどうかも知らない一般市民は思う。

2012年9月18日火曜日

Google製YouTubeアプリon iOS

遅ればせながら、Google制のiOS向けYouTubeアプリを使ってみた。標準のYouTubeアプリの唯一の不満点がが解消されていないかと期待して。

結果としては新しいYouTubeアプリでも、毎週更新を楽しみにしている東映チャンネルの動画は見られなかった。がっかり。Flashがないと駄目な何かがあるのだろうか。

2012年9月17日月曜日

続・iCloudのWebアプリが変わった

前回のポストではVista上のChromeでメモの日本語フォントがNGだったけれど、少なくともフォント周りはいじっていない別のWindows7マシン上のChromeでは、問題なく日本語メモが表示された。先日試したVistaマシンの方に問題があるのだろうか?

どこでも動かせるのはクラウドの利点だけれど、時と場所が変わったら、そもそも同じバージョンのアプリを動かしているかどうかも分からないってのは、困ったもんだなぁ。それでも結局、便利さが上回るから使うんだけど。

2012年9月15日土曜日

iCloudのWebアプリが変わった

待望のアップグレードで、Mountain Lionと同様にメモとリマインダーが独立した。これは非常に嬉しい。他にも、未読メール数がメールのアイコンの脇に表示されるようになったのと、通知センターのようなものも付いたのは確認したが、まだ気付いていない改善点がありそう。

ただ、Vista上のChromeだとメモ本文の日本語表示がNG。フォントの指定が駄目っぽいように見える(もしやヒラノギを使おうとしている?)。Mountain Lion上のChromeなら問題なかったが、そもそもMountain Lionならネイティブアプリを使う。

重いのは相変わらず。

Wii U発表

伝統の\25,000もさすがに今度ばかりは厳しいのではないかと思ったら、まさかの2種類。\25kラインは意地でも守るつもりか。個人的にはマリオUインストール済みで\29,800と予想していたのだが、見事に外れた。消費税の扱いは、今後の2段階税率アップを考えたら仕方ないかなぁ。

旧Wiiからダウンロードコンテンツは引き継げるようで、この点は一安心。コナミにごねられて、今は亡きハドソンのキャラバンシューティングをあのゲームパッドで遊べなかったら…、なんて心配をしていたのだが、杞憂だったようだ。

外部ストレージの扱いはさすがに改善されるようだ。旧Wiiでは内蔵ストレージに保存しているソフトしか直接起動できないという残念な仕様だったのだが、今回は公式サイトに「外付けUSBストレージを本体保存メモリーの代わりに利用することが可能」と書いてある。HDDを繋げば、もうストレージ不足に悩まされることはなさそうだ。ただ、バススピードには悩まされるかも。1つくらいUSB 3.0の口を付けて欲しかった。後々SDXCカードに対応したら、それが最速のストレージになったりして。

Webブラウザは思ったよりいいかもしれない。ゲームパッドの画面そのものは中華Padレベルかもしれないけれど、何せ計算能力は据え置きハードそのものなのだから。エルガイムのラスボスがこんな感じだった気がする。

2012年9月13日木曜日

iPhone5、新iPod touch、そしてiPad mini(仮)

iPhone5の画面がより縦長になったのは噂通りだったが、縦方向にのみ大きくなったのは意外。アスペクト比を変更しつつ、最近のAndroidスマートフォンのように一回り大きくするのかと思っていた。胸ポケットサイズが維持されたのは良いことだと思う。そう思うのは、まだ老眼ではないからかもしれないけど。

iPodシリーズの刷新は寝耳に水だった。特に、iPhone5と同じ画面サイズのtouchはもっと先の話だと思っていたので、個人的にはこれが最大のサプライズ。

まあ、最も期待していたのは7インチiPadだったので、正直言って肩すかし感は否めない。加えて、新touchが性能と価格を底上げしてしまったので、今更touchにも劣るiPadの廉価版なんて出るのだろうか? かと言って、新touchと現行iPadの間を取ったようなものだと、$400くらいになりそうだし…。

単身だとそれほど消費しない上に、ときどき貰ったりすることもあって、米を購入する頻度はあまり高くない。それゆえ、あんまり真面目に価格をチェックしていなかったのだけれど、久々に購入しようとしたらちょっと価格に驚いてしまった。高くなってないか? 原発の失策前は、\300/kgくらいでそこそこの米を買えたような覚えがあるんだが。

で、検索してみて更に驚いたのは、いつの間にかAmazonで米を買えるようになっていたこと。Amazonで食料を買うという発想が無かったのだが、プレスリリースを見ると2008年から食料品を扱っていたのか。米は手で持ち帰るのがしんどいものランキングの堂々1位だったので、これは非常にありがたい。

SDカードと米をまとめ買いしたらどんな梱包をされて来るのか、ちょっと見てみたい気もする。さすがに、それだけのために不要な注文はしなかったけれど。

2012年9月11日火曜日

911

ファイル名に日付をつけていてハッとなった。今日は911だ。違うことを書こうと思っていたのだけれど急遽変更。脳内は全く整理されていないけれど、日付が変わる前に911について書いておこう。

指折り数えてみると、あれから11年経ったのか。あの日は確かトンカツ屋のバイトの夜シフトに入っていて、テロのことを知ったのは帰宅してからだった。テレビで初めてあの映像を見たときは、現実が現実離れし過ぎていて実感がわかなかった覚えがある。ついでに、あの頃はまだテレビを見る習慣があったなぁ。今はもうラジオとネットだけど。

そういえば、ゲームキューブの発売も思いっきり水を差されたんだっけ。アフガンがきな臭くなって、楽しみにしていたゲームボーイウォーズアドバンスの発売が見送られたことも思い出した。ほとぼりが冷めた頃に1+2としてリリースされたけど。

う〜ん、改めて思い出してみると、当時、単なる日本の一学生だった自分にとって、911自体は大した影響が無かったようにも思える。実際、大学にもバイトにも変化があった記憶は無いし。その後の資本主義の自爆、リーマンショックの方が破壊力は遥かに上回っていたことに対して、テロリスト達は素直(?)にざまあ見ろと思っているのか、それともちょっと悔しかったりするのか? 友人の友人にテロリストがいたら尋ねてみたい気もする。

ただ、どう考えても911がブッシュを再選させたことを考えれば、サブプライム爆弾を膨らませて大ダメージを与えることに成功したとも言えるかもしれない。911の前はプレッツェルを喉に詰まらせたとか、しょうもないニュースばかりだったからなぁ。まあ、全部結果論だけど。

無計画に振り返ってみたけれど、特に教訓めいたモノは出てこなかったか。

2012年9月10日月曜日

Apple Magic Trackpadのバッテリー

購入から4ヶ月弱で、付属していた単3アルカリ電池x2が切れた。早速ストックしてあるエネループに交換して、持久力テスト開始。電圧が低いせいかバッテリーの残量表示はいきなり80%台だが、エネループには終盤の粘り腰があるので、このままあっさり押し切られるようなことは無いだろう。

ちなみに、3ヶ月くらい前にエネループに交換して、同じくテスト中のApple Wireless Keyboardの残量表示は16%。さて、ここからどれくらい粘るのか?

2012年9月9日日曜日

茄子カツ丼

鰻の代わりに茄子を使うという発想に触発されて、茄子でカツ丼を作ってみようと思い立つ。茄子なのに「カツ」というのはどうかと思ったけれど、「カツ」の由来はカットレットだそうだから、茄子カツだって構わないだろう。

んで、こんなのが出来た。

トンカツとは違うけれど、これはこれでありかも。見た目で茄子だと分からないくらい厚い衣を付ければ、ヒレカツ丼と言い張っても大丈夫かもしれない(無理)。茄子は結構油を吸うので、肉を使ってないからと言ってローカロリーではないかも。

作り方の大筋は普通のカツ丼と同じで

  1. 卵とじ用の鍋でスライスしたタマネギとタレを暖める
  2. ヒレカツサイズに茄子を切り、衣を付けて揚げる
  3. 1の鍋に2を並べ、溶いた卵を回しかける
  4. 鍋に蓋をして、揺すりながら火を通す
  5. 丼飯にのせてできあがり
こんな感じ。茄子には特に下味を付けなかった。タレには昆布と鰹の合わせ出汁で割ったかえしを使ったが、無ければ市販の麺つゆでもそれらしくなるだろう。かえしと小分けにして冷凍した出汁は、常備しておくと便利。

揚げ物ついでに、手元にあったアボカドも揚げてみた。ただでさえクドいアボカドを更に油で揚げるとは、まさに鬼畜の所業。

ケチャップとの相性がいい感じ。

懲役5年の重みを、私は知らない

え〜と、別に裁判員に当選したわけではないのだけれど、あんまり他人事だと思っていてはマズいような気がしている。感情に任せてやれ厳罰化だのと叫ぶことを否定するわけではないが、冷静に考えると、少なくとも自分は実刑の重みを知らない。そんな自分が安直に尻馬に乗って刑の重い軽いをどうこう言うことは、行儀が悪いと思うのだ。

例えば懲役5年はどのくらい重いのか。知っているのは、最長5年間刑務所で過ごさなければならないと言うことくらいだ。単純に5年という時を奪う罰であれば、特にそれ以上のことはない。せいぜい5年という時の長さを、平均寿命とでも比べればよい。…が、そう簡単ではないことは誰でも分かるだろう。5年の刑期を終えれば100%みそぎはOKで、その後は何事も無かったかのように過ごせるなんて、まさかそんなことはあるまい。とは言え、前科者のレッテルを貼られた者がその後どうなるか、よくよく考えてみると、そもそも知らないのだ。

関係者に感情移入すれば、罪の重みは素人でも(正確さはともかく)測りやすいけれど、それに対応する罰の重みも分かっていないと、量刑の判断なんてできないよなぁ。犯罪白書でも読めばある程度分かるのだろうか?

2012年9月8日土曜日

新Kindle発表

とうとうAmazonから新型Kindleが発表された。

Kindle Fire HDはまさかの2種類。7インチで1280x800のタイプと、8.9インチで1920x1200のタイプ。それぞれ$199と$299からと言うのだから、価格性能比はかなりのもの。ただ、Amazonの囲いを破れないと、活躍の場は限られるかもしれない。

電子ペーパーの新型Kindle Paperwhiteでは、久々に電子ペーパーの世代が変わった。画面サイズはそのままでdpiが上がって、ピクセル数は1024x768。コントラストも高まり、ついでにフロントライトも付いた。正直言ってライトなんて不要だろう。そんなふうに考えていた時期もあったけれど、震災後の暗い電車内でKindle3のカバーに付いているライトが意外と重宝したので、結構ありかもしれない。ただ、ストレージ2GBは心もとない。特に、高dpiが生きるような画像中心のコンテンツを、満足に入れられないのではないか。個人的には、解像度よりも画面そのものを大きくして欲しかった。A4サイズのPDFを普通に読みたい。

ついでにKoboもいくつか新型が発表されたけど、まず日本版touchで基本中の基本である閲覧機能をまともにした実績を作ってくれないと。Kindleとの比較を抜きにしても、正直言ってとても特攻する気にはならない。

2012年9月6日木曜日

SVNで機械的に生成されるファイルの管理

Doxygen等で生成されるドキュメントをSVNレポジトリに突っ込んでおこうとすると、意外と面倒くさい。最初のコミットはまあいいのだが、2度目以降、再生成したドキュメントで更新しようと思うと、その都度ファイルの増減に対応しなければならない。

SVNはサブディレクトリ毎に管理情報を持っているので、何も考えずにサブディレクトリを丸ごと削除してから再生成するわけにも行かない。で、結局

  1. 通常ファイルを全部消す
    Zshなら
    zsh% rm -f xx/**/*(.)
    こんな感じ。うっかり
    % find xx -type f -exec rm {} \;
    とかやると.svn/の中のファイルも削除対象になってしまうので、これは絶対NG。
  2. 再生成
    DoxygenなりRDocなり、目的のツールを実行
  3. 増えたファイルを追加登録
    svn statusで?印が付いているファイルをsvn add
    % svn add `svn status | gawk '/^\?/{print $2}'`
  4. 減ったファイルを登録削除
    svn statusで!印が付いているファイルをsvn remove
    % svn remove `svn status | gawk '/^!/{print $2}'`
  5. コミット
    % svn commit

全自動化は怖いので1ステップずつ目視確認しながらやってるんだが、めんどいね。どいね。レポジトリに置いておくのは生成ツールの設定ファイルと実行バッチくらいにして、機械的に生成できるものはレポジトリに置かないのが正解なんだろうけど、誰もが生成ツールをインストールしているとは限らないから、これまためんどいんだ。

2012年9月5日水曜日

iPhone5's coming?

噂のiPhone5が、いよいよ本当に発表されそうな感じ。

…とは言っても、実はそんなにiPhone5は注目してない。特に要素技術のアドバンテージがあるわけではないから、ハード的には持久力を何とか維持しつつ、順当に今の延長線上で進歩をするのだろう。

それよりiPhone5が登場するということは、同時にiOS6も姿を現すはず。ソフトの変化の方がずっと気になる。現行のiPod touchがサポートされる最後のメジャーバージョンになりそうだし。

更に気になるのは、噂のiPad miniが出てくるかどうか。まあまずは、先に発表されるらしい新Kindle Fireに注目しよう。ああ欲しい。

WBC不参加撤回

う〜ん、少しはMLBに噛み付く姿勢を見せられたから、ひとまず良しとしていいのか? 正直言って、どうにもスッキリしない原因として思い当たる点は2つ。

まず1つは、今回のゴタゴタでWBCという大会そのものの価値にケチがついてしまったこと。これは非常に痛い。今更やっぱり参加すると言われても、もう素直に見られる自信が無い。

もう1点、内外のナショナリズムにうんざりしているのも大きい。もう勝っても負けても、どのみち面倒なことになる相手とは関わりたくないというのが本音。淡々と部品を売買するだけの関係でありたいんだが…。

なんだかんだ言っても、開催されれば盛り上がるのだろうか? 松井秀喜が1つの鍵かもしれない。

2012年9月3日月曜日

40巻、明日発売

今週のキン肉マン。

ターボメンの相手はウォーズマンだとばかり思っていたのに、まさかバッファローマンとは。スグルのときもカオスのときも、パッファローマンはパワーを吸い取ろうとすると簡単にバッファオーバフローしたからな〜。1000万パワーを増幅して返されたら分が悪そう。ゼロパワーにもなれる設定が忘れられてなかったら、使われるのだろうか?

しかし完璧超人、凶器は駄目でも不意打ちの先制攻撃はOKなのかよ。まあ、5時間も待ってイライラしてたから、と思っておくか。

さて、明日は連載マンが戦い続けられるよう、400パワーを差し出そうっと。

CAST BOX

キャストパズルの新作キター! 相変わらず公式サイトより早いな。

難易度2なら、まあ大丈夫かな。…と、こんがらかったVORTEXを横目に見ながら思う。積みゲーならぬ積みパズルを1つ崩してから買おう。

2012年9月2日日曜日

3DSの重複画像ファイル削除

実はまだの目的の用途で使ってなかったfuniqを使って、ようやく3DSのSDカードにたまっていた重複画像ファイルを削除できた。

zsh% cd DCIM
zsh% funiq */*
シェルによっては*/*は使えないかも。ディレクトリを指定するとその下を見るか、より深いディレクトリの中を全部見るオプションを付けておけばよかったかな。欲しくなったら付けよう。

ともあれ、これでファイル数が1837個から1781個なった。

ちょっと愚痴。ツールまで作っておきながら整理に億劫になってた最大の理由は、3DSは電源を落とさないとSDカードを取り外せないから。バックグラウンドのタスクがSDカードにアクセスする可能性が常にあるからなんだろうけど、正直言って不便。実行中は確実にSDカードにアクセスしないことを保証する、何もしないアプリとかを作ってくれないかなぁ。

…と思ったけど、3DSのバックグラウンドタスクが動かない旧DSのソフト実行中なら、もしかしたらSDカードの抜き差し可能なのかな?

2012年9月1日土曜日

出生前診断と倫理

最近ちょっと話題になっているダウン症に対する確度の高い出生前診断について、頭の中で整理が付いてないのに、見切り発車で書き始めてみる。

まず単純に、分からなかったことが分かる。分かりづらかったことが分かりやすくなることに関しては、悪い話ではないと思う。診断を受ける自由や受けない自由を侵しているわけでもないし。

結局のところ、引っ掛かるのはやはり中絶の問題か。先に断っておくと、宗教的に思考停止しているケースは考える余地がないのでスルー。

もし診断結果によって間引くとすると、まず気になるのは診断結果の精度。たとえ1%でも誤検出の可能性があるなら、本当は問題が無かった子を絶ってしまったかもしれないという嫌な思いを、一生引きずりかねない。しかしまあ、この点に関しては技術の進歩が解決してくれることに期待しよう。単純に誤診の可能性が下がれば、それだけ気が楽になるだろう。中絶後に診断結果を検証するのも有効かもしれない。いくら白に近くても、グレーのままだからタラレバ論に隙を与えるのだろう。ならば後追いでも技術的に白黒はっきりさせられれば、多くの苦悩を未然に防げるのではなかろうか。

胎児を放棄することに対する倫理的な問題はどうか。あくまで個人的な考えだが、倫理とは法律のような堅いルールでは対応し難いところを補う柔らかいルールであり、それは生きている人間同士が色々と度を超さないよう、「互いの幸せのため」に付ける手枷足枷であると思っている。なので、そもそも不幸の期待値を高める縛りは倫理ではなく、単なる因習ではないか。

こう思うのは、自分の腹に胎児を宿したことが無い男だからか? ただ、生まれないことこそが最大の不幸だとする考えには、やっぱりどうにも賛同できない。

う〜ん、見切り発車は失敗だったか。でももう遅いから、投げっぱなしで寝る。ジャーマン。