今更ながら、昨秋に購入したKINGrinder K6のレビューを。
端的に言うと、普通に中挽きしてペーパードリップするだけならK0で十分。K0からK6は刃が大きくなったとは言え、セラミックからステンレスのK0に乗り換えたときのような感激はなかった。
そんなK6の最大の売りは、ミルの外側のダイヤルを回して挽き目を調整できること。K0は粉受けを外して中にあるつまみを回さなければならなかったのと、そのつまみも基準となるゼロの位置が表記上の0と一致しなかったりして、お世辞にも使いやすいとは言えなかった。それに比べれば非常に大きな進化。
とは言え、いつもの淹れ方で飲んでいる分には調整自体が不要なわけで。先日エスプレッソマシン(手動)を購入したことで、ようやくありがたみを実感できた。たとえエスプレッソ挽きできるK1だったとしても、K0と同じ調整方法だと間違いなく面倒。現在の設定値もほぼ分からないから、毎回毎回ゼロの位置まで戻す羽目になるだろうし。
…と言うわけで、高かったけれど悪い買い物ではなかった。かなり満足して使っている。
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