2020年4月21日火曜日

出口どころではない

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93198.php

緊急事態宣言の解除なんて、そりゃ時期尚早も尚早だろう。

はっきり言って現状は、解除を検討するスタートラインにも遠く及んでいない。検査すればするだけ感染者数が見つかっている状況というのは、まともに感染状況を把握できていない状況とも言い換えられる。東京都ですらこの検査数。累計検査数ですら、都の人口に対してわずか0.0642%でしかない。症状があっても検査を渋られる状況では、無症状の感染者の数なんて把握できるはずがない。

無論、定期的な全数検査が理想だけれど、そんなことは5年経っても実現していないだろう。…と言うか、エラい肩書きの人は目指してもいないだろう。限りあるリソースでどうにかスタートラインに立とうとするなら、最低限のベンチマークとして、無作為抽出したサンプルの感染率は必要だろう。そうやって症状がない人も検査を受けられるようにするためには、結局のところ、検査体制を桁3つ4つ増強しなければどうにもなるまい。

引きこもり生活はまだまだ続きそうだなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿