2016年5月9日月曜日

さらばサイコマン

今週のキン肉マン。

ダンベルをはめる大役を授けつつ、さりげなくサンシャインを戦線離脱させた将軍様は策士だ。それにつけても、ブラックホォォォールの便利さよ。

そんなサンシャインが覚悟を決めてダンベルを捧げた結果は、まさかのサイコマンのみ消滅。始祖達を裏切って超人閻魔だけが消滅しない、みたいな後味の悪い話は避けて欲しいと思ってたけど、超人閻魔が筋を通しつつ消滅しないために、サイコマンが汚れ役を買って出るとは。

サイコマンが単純にダンベルシステムを無効化するのではなく、自分だけ消滅するように作り変えていた理由は何だろうか? 超人閻魔を守りたかっただけなら、超人閻魔だけ消滅しないようにすれば良かったはず。それなのに自分だけ消滅するようにしたのは、11人で磨き合い、語り合うのが誰よりも好きだった。にも関わらず、マグネット・パワーをめぐって意見が対立したときから、いつかこの日が来ることを予見していたからではなかろうか。10個のダンベルが全て集まるときこそ、11人が2度と元に戻れないほどバラバラになるとき。そんな時代を自分は生きたくないから、自ら消滅するように仕組んだ。一方、他の10人は消せなかった、と。

ちょっと美化しすぎかもしれないけど、サイコマンだって始祖に選ばれるくらいだったのだから、根は悪い奴ではないはずなんだよなぁ。

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