2016年5月10日火曜日

パナマ文書(ズレータ風に)

不愉快な気持ちはよく分かるけど、ちょっと感情論が先走りすぎている気がする。

少しでもルール違反が発覚したのならガッツリ追徴課税してやればいいとして、現行法の目をくぐり抜けた奴に関しては、当然ながら法治国家が罰を与えるわけにはいかない。あくまで法に触れない範囲で、不買運動等の私刑を執行するのが落とし所だろう。

それより大事なのは、この件に対するこれからのアクションだ。これまでは知らなかったで通せるとしても、これだけ大きな抜け穴が公知のものとなった今、最優先で議論して超特急で法整備すべきなのは言うまでもあるまい。国内で稼いだ金を国外に移して節税するのは日本にフリーライドしているに等しく、これは受益者負担という観点からも望ましくないだろう。色々叩かれているホリエモンだけど、直接税と間接税のバランスを再調整するというのは、1つの策として大いに検討する価値はあると思う。

もしも国会がこの問題を避けて通ろうとするなら、それは立法の不作為以外の何物でもない。そんな連中に票はやらんよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿