2015年2月1日日曜日

イスラム国

最近、ニュースでよく目にするイスラム国という言葉。はみ出し者が国なんて名乗っちゃってるのだろう、くらいにしか思っていなかったのだけれど、意外と国っぽく機能しているらしいということに驚いた。

もっとも、ただの武闘派だと思っていたからこそのギャップ、驚きで情報量が膨らんだだけであって、他国と真っ当に付き合える現代的な国家かと言われれば、間違いなくノーだろう。彼らの生活が自国(?)の中だけで完結できるなら、利害関係のない他国は適当にスルーしていれば良いのだが、今日日そうはいくまい。金貨や銀貨を作るというのは、紙幣に込めるだけの国家の信用がないことの裏返しであり、そんな時代遅れの金本位制で、(良し悪しはともかく)クレジットまでフル活用している他国に敵うはずがない。だからと言って暴力に訴えたところで、余計に信頼を失うだけだ。

だから永続はしないだろうけど、結構な規模になってしまっている以上、簡単に潰れもしないのだろうなぁ。まだ病み上がりのアメリカがこんなところに金をかける余裕があるかと考えると、正直言って微妙だろうし。個人にできるのは関わらないようにすることくらいか。荒らしはスルーで。

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