2013年12月29日日曜日

総理の靖国参拝の狙い

賛否の声は散々出ているが、そもそもなぜ、このタイミングでこんなカードを切ったのだろうか?

経済に気を使っている総理が、経済のことを考えての行動だと仮定すると、これは韓国を反日で凝り固まらせるための策だったようにも思える。実際、これで朴槿恵は反日路線を軟化する選択肢を失っただろう。下手に韓国内の問題を本質的に改善されるより、改善のためのエネルギーを反日で浪費している方が、経済的なライバルとしては与し易いとも考えられる。また、日本と仲良くしろというアメリカの意に反した言動を取り続けさせて、米韓関係を改善させないという狙いもあるかもしれない。市場が半ば年末年始のお休みモードに入っている一方で、ニュースバリューとしては適当な暇ネタを容易に上回ることができるこのタイミングも、経済への悪影響を抑えながら最大限に煽れる機を狙ったように見えなくもない。

まあ、だとしても品の良い手ではないことは確かだし、子供じみた反韓を助長するリスクを過小評価している気もするが。

…と言うか、ぶっちゃけ右翼の大きな声で特定秘密保護法の悪評をかき消したいだけなんだろうと思ってるけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿