2024年6月16日日曜日

舞台「リコリス・リコイル」Life won’t wait.

舞台「リコリス・リコイル」Life won’t wait.の千秋楽を観劇してきた。全公演無事終了したので、以下ネタバレは気にしない。

まず、内容は前回の続きであり、完結編。元のアニメでいうところの8話から最後まで。

前回から引き続き、基本的には原作準拠なのだけれど、開幕からいきなりラストバトルをチラ見せするサプライズ。この先訪れる大きな戦いの存在を示しておいて、壊される前の日常から話を再開してきた。なるほど、話の内容はそのままに、時間軸をいじって緩急を加えてきたか。

その「緩」が、よりによってあのう○こパフェw 緩すぎても困るものだが、良くぞカットしないでくれた!

そこからは原作通り「急」になっていく。セーフハウスへの真島襲撃、姫蒲による人口心臓破壊、真島のアジト襲撃空振り、そして新旧タワーでのラストバトルへ。

最大の山場は真島との対決なのだろうけれど、それと同等以上にミカとシンジの決着が熱かった。そこまで隠し通してきた「足」という切り札を切るところはもちろん、それまで温厚なシーンしかなかったミカが、娘の幸せために非常な鬼になるところ。そして相対するシンジも、同じ娘の幸せのために活動してきたもう1人の父親であるところ。ただ、娘に望む幸せの形が違っただけで…。シンジは最期に、もうひとつの幸せの形も認められたのだろうか?

さて、後編も非常に素晴らしかったので円盤をポチるか。

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