2024年1月18日木曜日

橋下徹、急に真っ当なことを言い出す

https://www.ktv.jp/news/articles/?id=10159

どうした? 悪いものでも食ったのか?

理由はさておき、言っていること自体はまとも過ぎるくらいまとも。あれだけ広域に甚大な被害が出たのを差し置いて、万博なんぞやってる場合ではなかろう。ただでさえ不足しているリソースを奪い合って復興コストの高騰でも招こうものなら、もはや害悪でしかない。当然ながら、そんなことは避けるべき。

一旦さておいたけれど、急に改心した理由はなんだろうか? 実際のところは単一の要因はなく、様々な要因を天秤にかけた結果、いよいよ中止論に乗り換えた方が利に敵うようになったのではなかろうか。要は、万博ゴリ押しで得られるものより失うものの方が大きくなると見積もった、と。元々本当に開催を望む国民なんて少数だったところに、復興の敵とみなされたらタマラン。今降りれば復興の手を抜く自民党や、この期に及んで万博をゴリ押しする輩との差別化も図れる。そして何より、万博に関しては利確のタイミングだと見たのではなかろうか。

大事なのは本命であるIRの下地を作ることであって、ぶっちゃけ万博なんてどうでもいい。何なら終わったら捨てるパビリオンなんて、作らずに済むなら作らないに越したことはない。そして数年経ってほとぼりが冷めた頃、もったいないから万博予定地をIRにしようとか抜け抜けと言い出すためには、敗色濃厚の万博に乗り続けて案の定負けるより、復興支援を大義名分に掲げて万博から降りる「英断」を下し、人気を取るのが得策だろう。

…なんてね。我ながら心が汚いw 自分が蛇だから奴も蛇だと考えてしまうのだろう。まあ、裏でどんな算盤を弾いていようと、今は結果として被災者が助かればいいよ。

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