2023年5月3日水曜日

(a)

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2305/02/news099.html

具体的に何が変わったのかも分からんけど、とりあえず今回は早急に入れておいた方が良さそうなので、手持ちのiPhone, iPad, Macを一通り更新した。

で、今までの0.0.1刻みのセキュリティフィックスと何が違うんだ? 重大なセキュリティフィックスを目立たせようというなら、まあ今回に関しては効果があったとは思う。が、重大なセキュリティフィックスと軽微なバグフィックスを同時に適用したい場合、また0.0.1を加えただけの地味なバージョンにするのか? それとも、あくまで緊急に(a)を付加したセキュリティフィックスのみのバージョンと、0.0.1を加えた全部入りのバージョンを利用者に選択可能にする?

利用者目線で理想を言えば、機能の追加変更とバグフィックスは完全に分離して欲しい。ただ現実問題として、リリースする側の検証作業がパンクしてしまうだろう。実際Microsoftも、パッチは全部あてろ路線に切り替えざるをえなかったわけだし。

問題の根源はアップデートの信頼度が高くないことであって、現実的なコストで利用者から信頼を勝ち取る近道は、機能の追加変更を安直に行わないことだろう。例えば、UIや機能の変更を年1のメジャーバージョンアップのみに限定すれば、それ以外の細かいアップデートはバグフィックスしかないから、とりあえず入れおけばOKと言えるようになるのではなかろうか。

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