2017年2月5日日曜日

金持ちと貧乏人は喧嘩をするか?

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017020502000108.html
http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/04/trump_n_14622516.html

法務省ってここまでやるのか、という印象。まあ、判例を積み重ねて少しずつNGワードを登録していたのでは現実的に対応が追いつかないだろうから、法務省なりの解釈を示すのも仕方がない気はするけど、モヤモヤするものがあるのも否めない。

ヘイトスピーチ自体はお世辞にも褒められたものではないから、法整備までして対処すべきかどうかはさておき、咎められても仕方あるまい。ただ、所詮は対処療法でしかない。そもそもヘイトの根源は隣国にあり、不満の矛先を日本に向けさせたい連中が人為的にヘイトを保守している以上、根本的に日本国内の法で治療できるものでもなかろう。それより問題は、それに釣られて日本人までもが大人の対応、理と利に叶った行動ができなくなってきていることだろう。

金持ち喧嘩せずと言われるけれど、それは概ね正しい。そしてその裏も、大筋間違っていないと思う。オブラートが切れたのでストレートに言うと、暴れてガスを抜きたい貧乏人が増えたのだろう。

まあ、誰だって自分が可愛い。だから貧乏人は、自分の生活を脅かしていると思っている外国人を排斥したがるし、金持ちにとっては国籍を問わず厄介者は厄介者だから、関わり合うことを極力避けたがる。そして分断。この点は格差先進国であるアメリカの後を順調に追っているように思えるけど、さて、どうなることやら。

せいぜい自分だけでも大人から餓鬼に堕ちないよう、気をつけようか。

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