2015年11月8日日曜日

飯炊き8年、握り3年、そしてその後は…?

http://www.j-cast.com/2015/11/02249615.html

この人は、火を起こすのが好きだなぁ。

確かに、若い頃の貴重な時間を雑用で潰してしまうのは今日日流行らないだろうし、もっと言ってしまうと、進路としてはかなり潰しがきかないリスキーな選択だと思う。「伝統」のひとことで思考停止してしまうのは簡単だけど、それで優秀な人材を門前払いしてしまっていては、その業界に明るい未来があるとは考え難い。角界みたいに、それでも日本に来てくれる外国人に支えてもらうのだろうか?

歴史を振り返ると、伝統を守るというよりはファストフードとして進化してきた寿司が伝統に縛られるのは、進化の停滞に見えてしまう。いや、舞台を海外に移しただけで、今も進化は続けているのかもしれないが。

もっとも、誰もが常に合理的に行動できるわけではないし、合理的な行動を阻むしがらみなんて世の中に腐るほど転がっている。それをただ正論で非難するのではなく、合理的な理想と非合理的な現実の乖離を上手に活用してみせることこそが、現実を変える合理的な手段だと思う。記事中の寿司職人専門学校なんかがまさにその例で、不合理に付け入って新たな飯の種を作ったのは見事だし、実際に効率的に多くの寿司職人を輩出していくことこそ、業界を変える力になるのだろう。

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