2015年4月11日土曜日

3度目の幕が上がる

最後の最後にTOHOシネマズ川崎の追加舞台挨拶に当選したので、3度目の幕が上がるを見てきた。kwkm氏のつぶやきにも写ってしまったw

さて、では、そろそろネタバレ感想を。映画だけでなく原作にも触れるので、これから見たい、読みたい人にはスルー推奨。

この映画、初見と2回目以降でかなり印象が変わった。ももクリ2014の開幕前や正月のUstreamで事前に見ていた劇中劇の銀河鉄道の夜が良かったので、それを期待していた1回目は演劇の部分でやや肩透かしを食らった印象。地区大会では大幅にカットされていたけど、県大会こそしっかり見せてくれるだろうと思っていたら、幕が上がってもうエンディング? という感じだった。走れ! を入れずに青春賦だけでしっとり締めた方が良かったのではないかとも思った。が、それは劇中劇や曲をなまじ知っていたファンだからこその反応だったのだと、2回目を見て分かった。

地区大会の見せ方は、あの位のさじ加減が妥当だったのだろうと思い直した。弱小演劇部が力を付けた様はもう少し見たかったけれど、ミスをしながらも辛うじて突破する感じを映像で表すためには、上手く出来過ぎてもいけないし…。自分が編集する立場だったら最後まで悩むところだろうと思う。時間の制約が緩いであろうBlu-rayでは、もう少しだけ上手く出来たシーンも入れて欲しいけど。

ラストの走れ! は2回目ではむしろベストな選曲だと思った。原作の明るい未来を予感させながら爽やかに締めるにはこれしかない。3回目の今日に至っては、結末は分かっていながら、いい歳こいたおっさんがウルウルしてしまった。

映画化にあたって原作に変更を加えるとあまり良いことが起こらないイメージが強いれど、この映画に関しては変えて良かったと思う。何よりも夜の駅のさおりと中西さんのシーン、そして銀河鉄道の夜に決める流れは、映画の方が好き。原作では県大会本番の最中でさおりが気付いたことを、吉岡先生を失った後の演劇部が再度、全国を目指して立ち上がるきっかけとなるさおりの台詞にしたのも良かった。

映画としては完結しているけど、幕が上がるという作品としては来月の舞台がある。当然、まだ中身は知らないけれど、今度はがっつり県大会本番の、完成版・銀河鉄道の夜を見たいなぁ。

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