2015年2月7日土曜日

プレスリフレイザー

http://www.chibanippo.co.jp/news/national/239166
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO82904500W5A200C1000000/
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150205/k10015247591000.html

Youtubeの東映チャンネルでタイムレンジャーを見ているときに、タイムリーな冷凍ネタ。浦安市が住民の卵子の冷凍保存に補助金を出すとな。

単なる晩婚化対策だけではなく、癌治療で不妊となる恐れがある人もターゲットにしているのが、問題をややこしくしそうな予感。建前上は癌は治ったけど生殖機能の一部を失ってしまった人のための制度なんだろうけど、当然ながら癌で命を落とすことだってあるだろう。…と言うか、癌が見つかったから卵子を冷凍保存しておこうする人には、もし癌で死んだとしても、せめて卵子だけでも残したいという思いが少なからずあるだろう。要するに、割と無視できなさそうな確率で死人の卵子が残るのだ。

卵子の持ち主が死んだとき、その冷凍した卵子を無慈悲に破棄することはできるのだろうか? 遺族がその卵子を用いた代理母出産を望んだらどうなる? こういう複雑なことが起こりうる仕組みは、しっかり検証しないと危険な匂いがプンプンする。ソフトウェアのバグなら潰せばいいけど、制度のバグで子が生まれてしまったら、その子を潰すわけにもいかないし。

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