2014年10月5日日曜日

人がいないならロボットを使えばいいじゃない

http://mainichi.jp/select/news/20141005k0000e020129000c.html

どうせ科学技術関連の国際会議だから、場に合わせて言ってみただけだとは思うけど、かなり重要だと思う(科学技術関連の国際会議ってのも、随分とテキトーな表現だなぁ)。

そう、どうせ今更少子化対策にコストをかけても焼け石に水なのだ。だからと言って何もしないと叩かれるだろうから、策を講じている振りは必要なんだろうけど、そこらへんは適当に目立つ大臣を立てとけばよかろう。それより何より、間違いなく人が減る現実を正視して、実際に人が減った際に打つ手を考える方が遥かに建設的だ。

そもそも、何でもかんでも人を増やせばいいという考え方に同意できない。個人的には、(首相としては色々と至らない点はあったにせよ)菅直人の唱えた不幸の最小化が正しいと思っている。無理に子供を産ませて不幸な人間を増やすことからは、とても価値を見いだせない。多くの不幸な人間が支え、不幸の拡大再生産を続けないと成り立たない社会システムなら、そんなものは無理に続けるべきではなかろう。

科学技術で不幸の芽を未然に摘むことができるなら、研究開発のし甲斐もあるってものだ。

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