2023年9月11日月曜日

あれから22年

アメリカ同時多発テロ事件から、丸22年も経ったのか。

当時はKAMIKAZEによるWTC崩落映像を見て、とんでもないことになったと思ったものだ。実際その直後のアメリカは、感情的かつ行動的で凄かったからなぁ。

さて、あの事件を経て世界はどうなったかと言うと、格差の拡大によってテロが芽吹きやすい環境になっている割には、意外と抑え込んでいるように思える。正直、911の倍のしっぺ返しが起きても不思議ではない状況だろうに。

世界から日本に目を向けても、傾向は大差ない。一億総中流も昔の話、中間層はすっかり凹んでしまい格差は広がるばかり。にも関わらず、力で体制を変えてやろうという動きが、良くも悪くもあまりにない。ほぼ唯一の事例ですら反エスタブリッシュでもなんでもなく、カルト教団を育てた代償だからな。せいぜい自暴自棄になったジョーカーが個別に見境なく暴れる程度。

反抗できないよう抑え込む術が発達したから世の中が格差を維持できるようになったのか? それとも何かの閾値を超えるまでの一時の平穏なのか?

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