2018年5月6日日曜日

Lofree Four Seasons Mechanical Keyboardレビュー

ようやくLofreeの第2世代メカニカルキーボードを受け取ることができたので、早速使いながらこれを書いている。

まずは外見。4色あるうちのAutumnal Greyを選んだのだけれど、なかなかいい感じ。4階調のグレーだけだと流石に地味になるであろうところに、オレンジのアクセントが効いている。大きさは単三電池と比較すれば分かる通り、かなりコンパクト。ただし軽くはないので、常時カバンに入れて持ち歩くような使い方には向いていないと思う。

第1世代で致命的だった2つの問題点は解消されていた。幅広のキーが他のキーより極端に重いようなことはなく、左Shiftや(Ctrlと入れ替えた)Capsも、左小指で難なく押すことができる。また、数字キーの列のズレも解消されていて、極めて普通のUS配列キーボードとして使用できる。こんな当たり前のことは第1世代で出来て欲しかった気がしなくもないけど、まあ直ったのだからよしとしよう。一見変則的なカーソルキーも、意外と普通に使える。右下の→を手探りで見つけたら、そこからの相対位置で自然と↑も見つかる。

Bluetooth周りは、元々良くできていた第1世代の仕様をそのまま継承しており、3台までマルチペアリング可能な上に、その3台をfn+1, fn+2, fn+3で切り替え可能。HHKB BTは見習ってくれ。

総合的に見ると、有線でも無線でも使えて、コンパクトな割には配列が狂っていない良盤。ただし、良くも悪くも青軸なので、打鍵音はかなり大きく底打ち必須。赤軸の撫で打ちに慣れた指には、すぐに馴染むことはなさそう。タイプライターを模すというコンセプトがぶれるのは百も承知の上で、それでも赤軸版が欲しい。

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