2017年7月20日木曜日

ココロノセンリツ 〜Feel a heartbeat〜 Vol.1 ネタバレ感想

さて、東名阪ツアーも終わったところで、名古屋1日目と大阪1日目に参戦した感想を、ネタバレも何も気にせず書き連ねよう。

まず、1曲目からピアノ! ありがとうのプレゼントの弾き語りで開幕からいきなり鳥肌。この時点でもの凄いライブになることを確信。オリジナルの音源だと1人で歌えない、自分の声に自分の声をかぶせる箇所は、独唱できるようにアレンジされていた。

続いてバンドも登場すると、何やらアレンジされたイントロが始まる。これは…、ハムスターだ! こういうバンドならではのアレンジは大好物。ハムスターに限らず、Vol.1は全体的にバンド構成に合わせたアレンジがなされていて、すごく楽しかった。まあ、CDと同じようにやってくれという声があるのも知ってはいるけど。

次はエレキギターを持ってfeel a heartbeat。ドラムもあるだろうし、玉さんに負けず劣らず多芸になってるよなぁ。…と、この時点で思っていたけど、まだ隠し球があることを知るのはもう少し後の話。

新曲の遠吠えは、雰囲気をガラッと変えるジャジーな曲。大人の格好良さ。横アリの前にも言っていたけど、飽きさせないように様々なタイプの曲を意図的に織り交ぜているのだろう。そしておっさんは、その多面性にまんまとやられるわけだ。

今回のドラム安は教育だった。MCで言っていたけど、かつては教育を1人で歌うのに抵抗があったけど、別府で楽しかったからアリになったそうな。そうそう、その抵抗は鯖江で生で見たよ。

その後のDrive Driveはすぐに曲が始まってしまい、シュッシュする間も無く名古屋ではアロマミスト不発。その反省を生かして、大阪では事前にシュッシュしておいた。

続いて新曲2曲。色えんぴつは、「杏果が曲を作ると暗くなりがち」というのは、まさにこういうことかというような曲。どうしようもなく鬱々とした心が、曲の終盤では少し晴れてくる感じ。それに続くヒカリの声で、晴れてきた心が自己肯定できるまでになるという流れだった。…と、名古屋では思っていたのだけれど、大阪ではこの2曲の順番は逆だった。

今度は着席してしっとりブロック。裸は曲の頭のハァ〜も生声だった。今回は特に生の音にこだわっていたような気がする。小さな勇気も、すっかり自分の曲になっていたように感じた。そして…、ここでまだ残っていた隠し球。まさかのアコースティックギターでペダルを弾き語り。ペダルという曲が物凄く化けた! このギターは今年の誕生日に購入した私物だそうで、かなりお高かったけど一生付き合うつもりで思い切って買ったそうな。そんなギターを大事にしていると言ったそばから、大阪では思いっきりマイクにぶつけてたけどw

ポップな新曲のTRAVEL FANTASISTA、既存のCatch Upと続いて、本編最後は愛されたくてでバンド紹介。大好物のスキャットの部分がバンド紹介でオミットされないかと不安だったけど杞憂だった。有安様は分かっていらっしゃる。「ボーカルは?」の振りにも「有安杏果!」とばっちり応えられた。

アンコールを迎えるにあたって残りの曲を考えてみると、まだやっていないのはAnother storyと心の旋律。順当に行けば、Another storyでアンコールを始めて心の旋律で締めだろうと思いながら「杏果」コールをしていると、アンコール1局目はやはりAnother story。では次は…、あれ? Another storyの終わりから愛されたくてのフレーズに。さっきやったばかりじゃないかと思っているうちにCatch Up, TRAVEL FANTASISTAとメドレーが続き、ここらへんでセットリストの逆順ではないかと気付く。…と言うことは、メドレーの締めはありがとうのプレゼントだ! いきなりありプレを持ってきたのには、こういう仕掛けもあったのかと感心。そして、本当に最後の最後は、ピアノ伴奏のみで心の旋律。

こうして思い返して幸せに浸っていたら、今日の東京でフルアルバム発売と追加公演が発表されたようだ。アルバムは当然買う。買わないという選択肢がありえない。追加公演は仙台・東京ともに平日だけど、気にせず申し込んで当選したら休みを取る。だから当ててくれ〜。

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