2015年11月22日日曜日

RenesasのSynergy

http://eetimes.jp/ee/articles/1511/20/news081.html

ルネサスといえばリストラという印象しかなかったけど、こんなこともやってたのね。この記事にあるIoT事業の成果が、このSynergyなのかな。

IoTが流行るかどうかは分からないけど、Linuxを動かすには厳しいCortex-M系の小さなシステムを狙ったのは、まあ妥当な線だろう。ソフトが苦手なハード屋に売り込もうという目論見も、悪くないと思う。これまで何度も、ハード屋が書いた想像の斜め上を行く酷いコードを見てきたしね。

勝負のポイントは、普通にLinuxを動かせるようなSoCがIoTの世界に下りてきて広まる前にSynergyを広め、そして信頼を勝ち取れるかだろう。とりあえず安売りすれば採用はしてもらえるかもしれないけど、サポートに相当力を入れないと大変なことになるかもしれない。糞サポートで安かろう悪かろうという評価が定着してしまったら、致命傷になりかねない。また、ソフトウェアも込みで売るということは、これまで競合しなかった自社SoCを持たないRTOS屋さんもライバルになるわけだ。実績のあるRTOSを使いたいからSynergyは選択肢から外す、なんてことにならないようにするためにも、顧客が安心してSynergyを選択できるサポート体制は重要だろう。

消費電力の問題もあるし、必要最小限のハードウェアで目的の機能を実現したいという要求は、この先も根強く残るだろう。そこにうまく食い込むことができれば、確かに良い事業になる可能性は秘めていると思う。その可能性を生かせるポテンシャルがルネサスにあるのかは知らないが。

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