2012年3月17日土曜日

IMAP移行計画〜そもそも論編〜

メールをIMAPに移行したくなってきた。
実運用はGmailべったりながらも、フリーメールに100%依存するのはやっぱり怖い。なのでこれまで、@niftyからのPOP受信を併用していたのだけれど、@niftyの改善を知って面倒なPOPをやめたくなったのだ。

とりあえず、2003年から溜め込んできたメールのディスク消費量を見てみると、1.2GB。そのうち630MBがspam。容量的には全く問題無し。

…ところで、そもそもIMAPってどんなもんよ? これまで真面目に使う気がなかったので、漠然とメールをリモート管理するのためのサーバー&プロトコルくらいにしか認識してなかった。まあ、これからもコマンドレベルでどうこうすることは無いと思うけど、せっかくだから機能的な面くらいはさらっとなめておこう。

適当にググってみると、肝はサーバー側でメールボックスを管理できることのようだ。メールボックスというのは、言わばメールを置いておくサブディレクトリのようなもの。POPだとサーバー側のメールボックスは1つしか無くて、手元に受信してからローカルのサブディレクトリに振り分けていたのが、IMAPだとサーバー側に振り分けた状態で置いておける。

メールボックスは作ったり消したりリネームしたりできる。要するに、ローカルのディレクトリに対してよく行う基本的な操作はできる。
メールに対しては、読んだり削除したりできるのはもちろんのこと、あるメールボックスから別のメールボックスにコピーすることも出来る。加えて、メールボックスに新規のメールを追加するコマンドもある。過去のメールをサーバーに保存するには、これを使うのだろう。
メールの検索をサーバーにやってもらうコマンドもある。まあ確かに、検索の度にメールをダウンロードする仕様だったら、結局ローカルにキャッシュしてしまいそうだしね。

ところで、大事な機能が見当たらない。そう、メールの振り分け機能はIMAPの領分ではないようだ。好きなように整理整頓可能な書庫は提供するけど、どう整理するかを考える司書は適当に調達してくれ、ということか。

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