Pulvis Donutsという店の前を通りがったので、試しにドーナツを1個ずつ買ってみた。
まずはプレーン、税込100円。一切の装飾がない、他のフレーバーの素体。食感はモチモチ系で、甘さはほとんどない。かなりしっかりと油を感じる。
シュガー、税込90円。白いグレーズをかけたことで普通に甘くなった。食感的にはグレーズをかけてもなお、モチモチの方が強い。特筆すべきは価格。グレーズを足しているのにプレーンより安いという、戦略的にかなり攻めた一品。
黒ゴマ、税込160円。こちらはグレーズではなく、黒胡麻ペーストが塗ってある。このペーストは胡麻を感じさせることが主目的のようで、甘さ控えめ。なのでドーナツとしても甘くない部類。
抹茶、税込225円。抹茶混じりの深緑色のグレーズがかかっている。視覚的にはかなり抹茶らしいのだけど、味覚的には想像より抹茶が弱かった印象。
きな粉、税込154円。本当にプレーンにきな粉をかけただけのようで、きな粉の風味と舌触りは感じるけど、甘さはプレーンと同様ほとんどない。
みたらし、税込146円。ただ甘いだけでなく塩分も効いたグレーズをかけた上に、飾りとして白胡麻も少し乗っている。
チョコ、税込249円。甘さのあるチョコクリームを塗ってある。チョコはパリパリに固まってまではいない。
木苺、税込161円。赤紫色のグレーズがかけられている。このグレーズから甘味だけでなく、しっかりと酸味も感じられて美味しい。
総じて、観光地価格でないことに好感。特にシュガーの90円は破格だろう。個人的には、みたらしが最も気に入った。小さいので軽く食べられるだろうと全種類買ってみたけど、しっかり油で揚げられているようで、見た目以上にボリュームがある点に注意。