立花某のやり方を全面的に肯定するつもりはないけれど、NHKのスクランブル化を本格的に俎上に上げてくれたことは大いに評価する。
べき論で言えば、極めて歪で悪質な現状の押し売り方式は、是が非でも改めるべき。法律をいじることなく枯れた技術で実現できるスクランブル化は、最も穏便な解決方法の1つだろう。もっと言えば、可能なのにやらないことこそが、NHKの悪意の表れである。
そんなNHKだからこそ自浄作用なんて期待できないので、力で屈服させようと思ったら法律を変えるしかあるまい。だからこそ立花某は、立法機関である国会に乗り込もうとしたのだろう。ただ、間違って全員当選したところで大した力を持てる数ではない。…と、選挙のときは思っていたのだけれど、その認識は間違いだったと思い知らされた。国民的な議題となって、NHKの屁理屈を擁護するのかどうか踏み絵を迫れれば、多数派工作などしなくても良かったのだ。
NHKは放送技術の発展に寄与しているという言い訳もあるけど、それが本当に有益ならその部門だけ税金を入れればいいわけで、現状のNHKを丸ごと温存する理由にはならない。あとARIBは有害だろう。
…なんてことは、放送機器を作っていた前職に留まっていたら言えなかったかもね。ポジショントークを強いられないのは、とっくに足を洗ったからw