2012年10月30日火曜日

AMDのARM入りSoC

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1210/30/news051.html

とりあえずは2匹目のTegra路線ではなく、省電力を売りにしたサーバ向けか。Opteronというブランド名はCPUコアには関係なく使うのね。いつの日か、タブレット狙いのARM入りSoCにAthlonの名を冠して売ることもあるのだろうか? そして、昔のAthlonはNetburstと比べてどうのこうのと語り出すオッサン達が、若者達に煙たがられたりするのだろうか?

さて、こうなると気になるのがAMDのx86コアの将来。計算能力を求める世界ではIntelに水をあけられ、省電力を求める世界ではARMの有意性を認めてしまった今、x86コアはどこへ向かうのだろうか。正直言って、PCの世界でAPU路線は苦しいと思う。3DNow!がSSEに敗れ去った歴史を振り返ると、世の開発者達にAMDのAPUに特化したコードを書いてもらうことは難しい。悲しいかな、現在のAMDとIntelの力関係では、AMD64のような大金星は望めそうにない。Bulldozerさえしっかりしていれば…。

AMD贔屓の自分ですら、メインマシンがIntelだからなぁ。非x86に活路を見いだそうとするのは必然かもしれない。

スプリングマン登場

今週のキン肉マン。

相手の信条を認めながらも自分の信念を貫き通して勝利する、ラーメンマンの円熟した大人の闘いは格好良かった。そして今回、何より驚いたのはマーベラスの最期。首への攻めは何かの伏線だろうと思ったけれど、マーベラスの意に反して蒼龍がラーメンマンの古傷を狙ったの先週の話が、今週の話に大きく絡んでいようとは…。

行き当たりばったりの代名詞と言っても過言ではなかったキン肉マンで、こうも綺麗に伏線を回収しながら話をまとめられるとは。ラーメンマンだけでなく、ゆでの円熟した闘いも確かに見た。読者は相変わらずなのに。

さて、次はスプリングマンか。ここはブラックホールだと思っていたら意外だった。いや、それ以上に、ブラックホールとウォーズマンがまだ本気で道に迷っているとは思ってなかった。もうBHさんはロケーションムーブを使ってもいいよ。

2012年10月28日日曜日

FXカレンダー

主要な経済指標の発表予定。こんな便利なものがあったのか。

Googleカレンダーへの追加はリンク先のページにあるボタンを押して、あとは道なり。Macのカレンダーに追加するには、カレンダーを起動して「ファイル>新規照会カレンダー」で、リンク先のページにあるxx.icsというURLをコピペ。iCloud経由でiPod touchにも自動で同期される。

スカスカだったカレンダーが、あっという間に多忙な人っぽくなった。それでも昼間は暇そうだが。

電書開国

ああ、もたもたしている間にKindle Paperwhiteは年内の入手が絶望的になってしまった。アカウントの結合をどうしようとか悩む前に、とりあえずクリックしておくべきだったなぁ。

さて、専用端末に先んじて、とうとう日本でもKindleストアがオープンした。完全に新規開店した本屋だと思えば、品揃えはまずまずかな。どの本にも出版社により設定された価格ですという断りがあるので、価格決定権に関してはAmazonが譲歩したのか。確かに割引は出版社によってまちまち。

ベストセラーを見るとコミックが人気のようだけど、さすがにファイルサイズは大きい。一例としてONE PIECEの66巻が約52MB。ざっくり概算しても現時点で全巻購入したら3GBオーバーするので、Paperwhiteだと逆立ちしたって無理。Fireでも苦しくないと言ったらやせ我慢になる。手元の端末が本棚の代わりになるというより、どこかにある本棚から一時的に取って来る感じになるのか。容量が足りなくなってきたら、最近読んでいない本を適当に消してくれたりすると嬉しいんだが、少なくとも手元のKindle3やiOS用Kindleアプリにそんな設定項目はない。ゆくゆくは、手元にあるかどうか意識させない作りになるのだろうか?

そういえば雑誌がない。最新号のみ読む権利を紙の半額くらいで定期購読&自動ダウンロードできたら、結構受けると思うんだが。単行本の商売とはバッティングしないし、ついでに容量も1冊分だけで済むし、

台風の目になるのではないかと地味に期待しているのが、Kindle ダイレクト・パブリッシング。価格決定権はAmazonから勝ち取った出版社だが、次は個人と流通網の優位性なしに戦うわけだ。やっぱり出版社の編集能力は偉大だったと認識されるか、それとも中抜きしても問題ないと見られるか。興味深い。

2012年10月26日金曜日

グロい技術

かつては世界を席巻した国産ゲームソフトが欧米勢に水をあけられて久しいが、その鍵はグロにあると思っている。

まだ現役ゲーマーでもあるファミコン世代のオッサンが過去を振り返ってみると、グロい表現は技術力の証でもあったように思う。

個人的な感想ではあるが、これまで最もグラフィックで驚いたのはアーケードのスプラッターハウスだった。あのおどろおどろしい巨大なキャラクター達が動くこと自体、当時としては新鮮だったのだ。その後、似ても似つかないファミコン版にがっかりしたのは言うまでもないが、今にして思えば、高性能な基板とそれを活かすソフトを作る技術をもってして、はじめて実現できたことだったのだろう。

それからずっとゲーム機は進化を続けてきたわけだが、皮肉なことに表現力を高めた結果、犯罪責任の安直な転嫁先として目を付けられてしまった。そして、技術的な障壁より社会的圧力の方がグロの妨げとなり、グロという技術の研鑽の動機を失ってしまったことこそが、欧米勢に後れを取った大きな原因の1つではなかろうか。

ふと気が付いた。分野は違うものの、駄目な環境に文句を言いながらも、結局は甘んじてただ腐っている今の自分の姿は、出来るはずのことを封じられたゲーム屋さん達と似ているのではないか。 そして今まさに、自分は退化しているのではないだろうか、と。

芽生えたこの恐怖感は、大事にした方が良さそうな気がする。

2012年10月25日木曜日

石原新党

石原慎太郎が東京都に投げっ放しジャーマン、そして新党へ…。何だそりゃ?

このご時世、極右政党はそれなりの支持を集めてしまいそうな気がするし、それなりの勝算があるからこその決断なんだろう。…と言うか、どう考えても近いうち(?)の衆院選でのキャスティングボート狙いだろう。しかし、尖閣を発端に実害を被った財界は嫌がりそうだなぁ。

1党独裁が良いとは思わないけど、今以上に何も進展しなくなりそうな悪寒。

2012年10月24日水曜日

iPad mini発表、そして…

きっと使ってみれば悪くは無いんだろうけど、\28,800は高いなぁ、というのが率直な感想。

競合の7インチタブレットよりピクセル数は少ないけれど、画面の広さは割と大きなアドバンテージだろう。衰えてきた目に優しい文字サイズで使うとなると、物理的に広い方がありがたい。7インチタブレットと比較して、縦持ちしたときに画面幅が2.6cm広ければ、横持ちせずとも見やすいサイトが多くなるだろうし、横持ちするにしても2.6cm高ければ行数が増える。計算機としてiPad2と同等ならば、目新しさはなくても体感性能に不満はあるまい。

でも、やっぱり高い。あれば便利であろうことは想像に難くないけれど、スリープ中のMacを起こす僅かな手間を惜しまなければよい話でもあるのだ。それでもタブレットを買うとしたら、もう少し背伸びをしてiPad4を選んだほうが幸せそうな気がするし。

そんなAppleの発表で萎えかけていたところに、いよいよ今度こそ本当の本当にKindleがキター! 日本国内に関してはAmazonしてやったりだな。PaperwhiteだけではなくFireまで投入するということは、電子書籍だけではなく、よりもリッチなコンテンツを国内でも本気で取り扱い始めるってことか。

2012年10月23日火曜日

4人でも誤認逮捕

何だかもう、なぎら健壱の嘘の方がよっぽど信用できそうだなぁ。一神奈川県民としては、あらぬ疑いをかけられたときには嘘の自白をさせられないよう、気を確かに持たなければ。

全ての警察官がコンピュータに通じているべきとまでは言わないけど、高校レベルの数学くらいは必修にして欲しい。理屈が通じない奴に権力を持たせたら駄目だろう。

2012年10月22日月曜日

久々の九龍城落地

今週のキン肉マン。

ラーメンマンのレッグ・ラリアートが軽技だと? それ1発で倒されたカーメンさんをdisってるのか? ピラミッドの由来も奪われたし、死んでからもカーメン散々だなぁ。

それはさておき今の試合。ただのギミック系超人にラーメンマンが負ける気は全くせず、正直言って結果が見えている消化試合のようなものだと思ってたら、正義超人としての戦いを貫くラーメンマンと誇り高きマーベラスとの拳法家対決に昇華され、いい意味で裏切られた。スグルに続いてラーメンマンも、今シリーズの主題であるイデオロギー対決に1つの答えを出せたなら、まだまだブロッケンJr.にとっては高い壁、偉大な目標のままだな。

ネタバレありのギャバン感想

ネタバレ注意

以下、宇宙刑事ギャバン THE MOVIEのネタバレありの感想。

冒頭からイジリー岡田とザン・バルドに襲われるヒロイン。そこに颯爽と登場した蒸着済みギャバンの正体は、生きていて欲しいけれど、生きているはずが無い彼? …うん、掴みはOKだった。

視聴者にはバレバレだけど話の中では確証に欠けるという、こんな美味しいシチュエーションをわざわざ作ったのに、なぜ引っ張らない? 歴代のの宇宙刑事達は、地球人としての日常は日常のまま、正体を隠して戦っていた(その結果が月給3,000円だったりもしたが)のだから、今回も正体を隠して戦っても不自然なことはあるまい。ベタベタ王道のすれ違いネタだっていくらでもできただろう。それなのに、あんなにあっさりと正体を明かしてしまうなんて。もったいないお化けが出るぞ。

名前だけとは言え小次郎さんが出てきたのは嬉しかった。シャリバン後半あたりの「お巡りさん、この人です」と紙一重な危ないオジサン状態から、まさかの大出世。30年の間にUFO関連の本が馬鹿売れして研究所のスポンサーになったとか、そんな感じだろうか? 欲を言えば、少しだけでも本人に登場して欲しかった。爆発した研究所を見て落ち込む小次郎さんと、それを明るく励ます烈ちゃんなんて1シーンがあるだけでも、オッサン達は大喜びだったのに。

落ち込む撃を立ち直らせるための昭和の体罰はなぁ。あんな格ゲーのハメ殺しのような一方的な暴力は、烈のキャラクターとは合わない。むしろ撃の八つ当たりを受け切った上で、パンチ1発で喝を入れるくらいの器の大きさを見せて欲しかった。

マクー空間のアクションはいい感じだった。話の都合で見られなかった三の線が、ようやくここで見られたのも良し。細かいことを気にせず、年齢によっては細かいことが分からずとも楽しめるアクションこそ、ギャバンの魅力と言っても過言ではあるまい。そこをきちんと押さえてくれたのは良かった。…と言うか、映画の半分がマクー空間でも、全年齢層が満足したに違いない。

最後の戦いは、せっかく出てきたシャリバンとシャイダーの存在感が薄すぎ。シャリバン継承の話で少しくらい初代の出番がないかと淡い期待を抱いていたら、そもそも2代目すらろくに出番がないとは。無理矢理衣月を絡ませたのも微妙。素直にドンホラーを倒して遠矢を取り戻し、地球の衣月の元へ連れ帰れば良かっただろうに。

総じて、2代目周辺の話で独自色を出そうとしすぎた印象。基本的にアクションで心を掴みつつ、所々でオッサン達のツボを突いていれば間違いは無かっただろうに。烈目当てのオッサン達だって、アクションで魅せられれば「撃もいいな」と素直に受け入れたのではないか。

マクー空間で烈の跡継ぎの片鱗を見せた撃と、女宇宙刑事の変装=眼鏡という常識を珍コーデで覆したシェリー。せっかくいいキャラクターが育ちそうなのだから、このまま終わりにはして欲しくないなぁ。

2012年10月20日土曜日

若さって何だ?

宇宙刑事ギャバン THE MOVIEを見てきたので、ネタバレ無しの感想。

まず客層は95%くらいが大人。新宿という場所や、予約だけで満席になっていたことを差し引いても、完全に子供の頃にギャバンを見ていた大人のための映画だった。

そんな元子供の一人としては、初代ギャバンが活躍する場面がもっと欲しかったというのが率直な感想。いいところで登場して活躍はするんだけれど、今回の主役はあくまで2代目。

だったら、そもそも2代目なんて誰得なんだと思ったけれど、それは思い直した。単なる懐古で終わらせずにシリーズ再開へ望みをつなぐためには、必要な挑戦だったと思う。それに、何度も聞いたじゃないか。「振り向かないことさ」って。

正直言って、ギャバンの引継ぎは映画1本では足りない。難しいことは百も承知で、1年間の枠で見たい。ときには初代に助けられながらも少しずつ成長して、いつしか初代を超えたと我々オッサン世代も納得できるような、そんな2代目の話を見たい。

Wii U GamePadの独自CODEC

GamePadのための映像符号化方式は、どんなものだろうか? 独自と言っても、まあ大枠(エンコーダなら類似箇所との差分を周波数変換&量子化したものを可変長符号化、デコーダならその逆)は変わらないだろう。なので、ほとんど既存の規格のサブセットのようなものではないかと、勝手に推測。

社長が訊くを読む限り、動き予測をしているのは明らかだ。低遅延・定レートを目指すなら、Motion JPEGのように時間軸は気にせず、目の前の1フレームだけを単純に静止画として処理するのが楽なはずだが、それで満足な画質を得られるようなリッチな帯域は、無線では厳しかったのかな。ついでに、動きを把握しておいた方がエラーコンシール的に有利なこともあるか。

予測は当然、過去に表示した画像を参照する前方のみだろう。遅延を考えると後方予測なんてあり得ない。処理中フレームを参照するイントラ予測はありかな。ゲームの場合、シーンチェンジのような大きな変化がが簡単に発生しそうだから、イントラピクチャを縮める欲求は大きそうだし。

将来的な拡張性をどの程度考慮しているのかも気になる。任意の相手とやり取りするわけではないので、MEPG-2やH.264のような一般的な規格と比べるとパラメータを大幅に削減できそうだが、あまり決め打ちしすぎると拡張性が損なわれる。既に2台のGamePadに対応する話はあるので、そのあたりは織り込み済みなのだろうけど。絵の大きさは固定だと思っていたけれど、GamePad側にスケーラを仕込んでおけば、場合によっては元の絵を一回り小さくしてCODECと無線通信の負荷を軽くしたりもできるか。

とにもかくにも待ち遠しい。

2012年10月19日金曜日

Wii U GamePadの無線映像転送

公式サイトの社長が訊くを読んで知ったのだが、Wii Uの無線映像転送は圧縮してるのか。てっきり非圧縮、言うなればDSの上下を繋ぐフレキシブルケーブルを無線化しただけみたいなもので、まあ無線の帯域確保だけは頑張った結果があのくらいの画面サイズなんだろうと思っていた。

さて、圧縮するとなると、話は急に複雑になる。

話を読んだ限りでは、このために専用の映像符号化方式を開発したようだ。当然、最優先の要件は低遅延だろうが、これはかなり難しかっただろう。符号化~通信~複号のパイプラインの処理単位を従来より処理小分けにするのはもちろんだが、圧縮データのレート制御も大変だったはずだ。

…と言うのも、どんなに複雑な絵や突然のシーンチェンジであっても、フレーム単位で絶対に死守しなければならないデータ量があるからだ。もし上手く圧縮できずにデータが膨らんで、無線転送に1/60秒以上の時間がかかってしまったら、それだけで1フレーム遅延は破たんしてしまう。

その上で、当然ながらエンコードそのものの遅延も抑えなければならない。何パスもかけてレート調整したいところだが、時間は限られている。要するにレートと時間、2つのデッドラインに板挟みの状態で、自然画ではなく何でもありのゲーム画面と戦わなければならないのだ。

割と近い分野にいる技術屋の端くれとしては、感嘆すると同時に、自分が関わっていないことを少し悔しくも思う。

2012年10月17日水曜日

疑似iPad mini

なんだかんだ言っても楽しみで仕方ないiPad mini。噂の7.85インチ画面がどんな感じか疑似体験してみるべく、A4に印刷すると画面のほぼ原寸大になるであろうPDFを作ってみた。内容はこちらの文書から1ページ拝借。

6インチのKindleより3割増になるので、特別な工夫をしなくても一般的なA4の文書を読めないかと期待していたのだけれど、ちょっと小さすぎて厳しいかなぁ。横向きにしてスクロールしながら読むのが無難そう。2段組みの論文とかを普通に読みたければRetina iPad一択だ。

2012年10月16日火曜日

iPad miniの価格リーク?

Wi-Fiのみ8GB版が249ユーロ? ついでにiPad miniで名前も確定?

リンク先の記事では1ユーロ90円なんてとんでもないレートで換算していたので、さすがにそれは無いだろうとAppleのドイツ語サイトを見てみたところ、確かに価格の決まり方は複雑そうで、単純にレート変換した価格ではない模様。そもそも通貨の価値はユーロ>米ドルなのに、ユーロ表記の価格の方が米ドルより数値が大きくなってるし。

噂の249ユーロに一番近いところだと、iPod touch4 32GBとclassicの249米ドルが259ユーロ。米ドル価格は50ドル刻みだろうから、本国では249米ドル(欧州の249ユーロは特別に戦略的な価格)だとすると、日本国内では19,800円も十分あり得るんじゃないか?

競合7インチタブレットよりは少し上の価格帯を突いてくると思っていたので、価格で真っ向勝負を仕掛けるとしたら、その可能性が頭の片隅くらいにはあったことを差し引いても、一番のサプライズだ。

2012年10月15日月曜日

終戦

ライオンズの2012年が終わってしまった。

試合前は予告先発・石井一久を見て、こんなところで出し惜しみして負けたら納得できないんじゃないかと思ってたけど、終わってみれば惜しみなくつぎ込んだ投手陣はしっかり仕事をした上で、打撃陣から後1本が出ずに競り負け。本当に大事なところで勝てなかった今シーズンを象徴するような幕切れに、残念だけど納得はできてしまった。

もうファイターズでもホークスでもどっちでもいいから、パリーグ頑張れ。

2012年10月14日日曜日

環境税と電気代

そういえば今月から環境税がかかるとか何とか言っていたので、10月検針分の電気代にどれだけ影響があったのかを見てみようと、今住んでいるアパートに引っ越してからの過去の10月の電気代を、家計簿から振り返ってみた。

2006年10月\2,343
2007年10月\2,554
2008年10月\1,791
2009年10月\2,136
2010年10月\2,352
2011年10月\2,265
2012年10月\2,037

う〜ん、値上げ分は誤差の内というか、むしろ節約の効果の方が優勢と見るべきか。去年と今年の違いは

  • 契約アンペア数を下げた
  • ガスコンロで炊飯するようになった
くらい。エアコンは使用していないので、気候によって変動するのは冷蔵庫くらいのはず。そこそこ文化的な生活を保った上での最適化は、そろそろ限界に近いか。

2012年10月13日土曜日

ノーベル平和賞

2012年のノーベル平和賞はEUが受賞とな。えっ? と思ったけど、Wikipediaで受賞者を見てみると、元から結構何でもありなようだ。あと、昔は該当者無しが多い。

しかしEUってのは大きすぎて、どうにもピリッとしないなぁ。これなら、メルケルとドラキのダブル受賞とかやった方が、色々と盛り上がったんじゃないか? もしくは開き直って、2013年の受賞者はyouとかやっちゃいなYO。人類皆ノーベル賞受賞者なんて、面白そうじゃないか。

2012年10月12日金曜日

Wii Uの外部ストレージ

ちと気が早いが、Wii U用にどんなストレージを用意しようか考えてみる。

まず、3TBのドライブに対応しているらしいので、2TiBの壁は問題なく超えられる。要するに、ファームウェアはGPT対応しているのだろう。であれば、パーティションテーブルが最大容量の足を引っ張ることはまずない。

ファイルシステムはどうか。Wiiから引き続きSDHCカードに対応しているので、当然ながらFAT32はサポートされるはずだ。FAT32の最大容量は

最大クラスタサイズ32KiB x 最大クラスタ数228 = 8TiB
なので、Wii Uの製品寿命が尽きる前にぶつかるとしたら8TiBの壁かもしれない。もっとも、複数パーティションに対応すれば、ただ分割すればいいだけの話。最初からサポートしているSDHCカードとUSBマスストレージは排他利用なんてことはないだろうから、複数パーティションには元々対応してあるか、後追い対応にしても難易度は低いだろう。

exFATには対応するのだろうか? 最近はローエンドのデジカメでも結構SDXCカードに対応しているようだが、こちらの記事によると、あくまでカメラのライセンス料は特例のよう。ゲーム機でも採用できるコストなのかは不確か。ただ、実装そのものは純然たるソフトの問題なので、ハードそのものの製造コストが下がって、ライセンス料を払ってもなお十分な利益が出るようになったら、後々対応することはあるかもしれない。もっともexFATに対応するとしたら、それはHDDのためではなく、SDXCカードを使いたいという声に応えるためだろうが。

そういえばLFN関係の特許って、Windows95の頃に出願したなら、期限切れの日もそう遠くないんじゃないか? その日が待ち遠しいという声を聞かないのは、元々安いからか。今となってはありがたみが薄いからか。

ああ、Wii Uのことを考えていたんだった。まあ、内蔵ストレージが苦しくなってきてから考えればいいや。どうせUSB2.0だから、安くて遅いのでも十分そうだし。

2012年10月11日木曜日

精神との肉体関係

精神的な問題は精神の世界で完結できるもので、肉体がその悪影響を受けるなんて甘えではないか。そんなふうに考えていた時期が俺にもありました(AA略)。

考えを改めたきっかけは、睡眠中の歯ぎしりで歯を痛めた経験。どんなに気を確かに持とうとしても、寝ている間ばかりはどうにもならない。こりゃ無理だ、抗えないと痛感して、精神と肉体の切れない関係を認めたのだった。

それ以来、精神面も蔑ろにせず、肉体同様に健康に気遣っているつもりなのだが、そもそも論として、精神と肉体を分けて考えること自体がナンセンスな気がしてきている。脳に宿っている精神とそれ以外の肉体が影響を与え合っているというよりは、脳を含めた肉体の様々な部位同士の相互作用そのものが精神なのではないのか、と。

もちろん、脳と精神が密な関係にあることを否定するつもりは無い。むしろ脳が情報のハブとして大きな役割を担っていることを考えれば、脳と前述の相互作用との関係は切っても切れないだろう。

…え〜と、その何だ。要するに頭が痛いってことだ。今日は夕方過ぎくらいから、ようやく心身ともに動くようになってきたのだが、それでもまだ薄ぼんやり感は否めない。今日はしっかり休んで、後日、整理し直そう。

2012年10月10日水曜日

漏れ漏れiPad mini(仮)

嘘か真か、iPad miniのリークがちょろちょろと流れている。7インチ市場はNexus 7とKindle HDという明確なライバルが存在するので、価格も性能も当然ながらライバルを意識したものになるのだろう。とすると、概ねリーク通りに小型iPad2のようなものなのだろう。もしかしたら1366x768かも? …と、頭の片隅では考えていたけれど、iPad miniでググって出て来る写真は4:3っぽい。廉価版のために画面のバリエーションを増やすような面倒なことはしないか。

う〜ん、何とも妥当すぎて、本当にこのまま出て来たらサプライズが無い。非常に大量に生産しているという噂もあるので、もしかしたら予想外の安値に驚くかも? …って、予想の範囲内に入ってしまった時点で、そうだとしてもやっぱりインパクトは弱い。

まあ、驚かせれば良い製品ってわけでもないけどね。iPad2を一回り小さくしたようなものが$249とかで出たら、きっと飛びつく。

2012年10月9日火曜日

2012パリーグ順位予想の答え合わせ

レギュラーシーズンも終わったところで、開幕前の予想を振り返ってみる。まず、予想した順位は以下の通り。

  1. 埼玉西武ライオンズ
  2. 福岡ソフトバンクホークス
  3. オリックス・バファローズ
  4. 北海道日本ハムファイターズ
  5. 千葉ロッテマリーンズ
  6. 東北楽天ゴールデンイーグルス
そして結果はこの通り。
  1. 北海道日本ハムファイターズ
  2. 埼玉西武ライオンズ
  3. 福岡ソフトバンクホークス
  4. 東北楽天ゴールデンイーグルス
  5. 千葉ロッテマリーンズ
  6. オリックス・バファローズ
う〜ん、当たったのはライオンズの中継ぎ陣の不安定さと、イーグルスの貧打だけか。逆に外れたことは盛りだくさん。ファイターズ吉川の活躍なんて全く読めなかったし、打線が引っ張ると思っていたホークスは、むしろ投手陣の方が頑張った。そして何より、バファローズがここまで駄目だとは思わなかった。

まあ、気を取り直してCSだ。

2012年10月8日月曜日

またまたバターのようなもの

バターの代替品を試そうシリーズその2。今度はバター抜きでホワイトソースを作ってみた。

今回のバターの代役はサラダ油。とりあえず薄力粉と同量のサラダ油を、溶かしたバターのつもりで使ってみた。結果はこう。

…静止画では分かりづらいが、割とそれらしくなった。風味がややチープな気がしないでもないが、黙って出されたら気付きはしないかな。考えてみれば、バターの乳脂肪は無くても牛乳はたっぷり使うわけだしね。

バターと少しだけ違うのは、サラダ油は常温で液体なので、火にかける前にしっかり小麦粉と混ぜておける点。ちょっと慣れれば別にバターでもだまにはならないけど、サラダ油の方が難易度が下がるかな。

この後ほぐしたカニカマを投入して、カニクリームソースとして美味しくいただきましたとさ。フェイク万歳。

2012年10月7日日曜日

バターのようなもの

バターの高騰を嘆いていても仕方ない。バターにしてもレアアースにしても、無いなら無いでどうにかしよう。というわけで、バターの代替品を試そうシリーズ(?)。

さて、いきなり躓きたくはないので最初は安牌、フレンチトーストをバター抜きで焼いてみた。溶かしたバターの代わりにオリーブオイルを使っただけだが、結果は良好。さすがにバターの風味は無いものの、おやつ程度には十分だろう。また、バターだと焦げてしまうような火加減も可能になるので、調整次第ではオリーブオイルの方が食感では勝るかもしれない。

バターが固まることを利用しない焼き物系は、結構他の油でも行けそうな気がする。

バター高騰

数年前、猛暑による生産減で価格が跳ね上がって以来、気がつけば高値安定してしまっていたバターが、この秋更なる値上げ。スーパーを見てみると200gで400円前後、かつての倍くらいになっている。

輸入でどうにかならないかと安直に思ったものの、そもそも国際的な牛の餌の高騰が値上げの理由のようなので、仕方ないなと思いながらも、バターの自給率が気になって検索してみた。

役所の資料では牛乳・乳製品というざっくりとした括りのデータしか見つからず。どこから出て来たいつ頃のデータかは不明だが、こちらのページによると20%だそうな。…えっ? これが本当なら、そもそも国内の猛暑によるバター不足と高騰は何だったんだ?

検索して見つけたこちらのブログの約1年前のポストによると、バターには実質300%オーバーの関税がかけられているとのこと。これは酷い。思いっきり人為的な価格操作による高騰だったんじゃないか。

2012年10月6日土曜日

時代はダウンロード(田村正和風に)

やや旧聞だけど、過去にリリースされた3DSのパッケージソフトのダウンロード版が発売されるそうな。

…って、肝心なnintendogs+catsがない。何よりセーブデータが大事なタイトルだから、引き継ぎ準備ができるまではダウンロード版を出さないつもりかな。

ここで気になるのは、たかがセーブデータの移行にどうして来春まで待たされるのか。Wii Uに手一杯でマンパワーが不足していることもあるかもしれないけれど、それにしたって遅すぎるのは、技術的には単純にローカルマシン内でデータを動かすだけでは済まないのかもしれない。

そっちの開発者ではないので想像の域は出ないが、ROMカートリッジ内のアプリがハードの全権を掌握していた旧ハードに対して、3DSではリソースに対するアクセス権がきちんと設定されていて、おいそれと他のアプリのデータには触れられないようになっているのではないか。そして、もしも汎用のセーブデータの引き継ぎツールを作るなら、それは任意のアプリのデータを操作できなければならない。そのための強力な権限を常時持たせておくのは危険なので、インターネット経由で一時的に権限を付与できるようにする認証サーバと本体ファームをこれから用意するとしたら、時間がかかるのも納得できる。他の何よりも万全の検証が必要だろうし。

単に同じソフトを2度買うなんて少数派だろうと見て、作業の優先順位が低く設定されているだけかもしれないけど。

2012年10月5日金曜日

坊主丸儲け?

頭を丸めればビジネスで有利に? 日米の文化の違いを差し引いても、1人の現役坊主ヘッダーの目には、そもそも着眼点がずれているように見える。

思うに、坊主頭の肝は捨てることにある。特に日本において、僧侶や893のような特別な理由でもない限り、成人男性が坊主頭にするのは普通のことではない。実際、かつての自分が初めて頭を丸めるとき、最後まで抵抗となったのは自身の中にある常識であった。そして、それにも関わらず坊主頭にGOサインを出したのは、世の常識的な目からどう見られようとも構わないと覚悟が決まったときであった。

そう。人から良く見られてビジネスを有利にしようなどという考えとは、真逆なのだ。

実際に頭髪と人の目を捨ててみて感じたのは、世の中には結構、よくよく考えるとどうでもいいことが多い。常識バイアスを取り除いて素直な目で見ると、自分にとって本当に大事なものはそれほど多くない、ということだった。

坊主頭の外見に気を取られているうちは、内面の変化を見逃しているのではなかろうか。坊主はそう思う。

2012年10月3日水曜日

単位

また台風かと天気予報を見ながら、ふと考えた。単位に自分の名前が使われるって、どんな気分なんだろうか? この上なく名誉なことであるのは間違いないんだけれど、(あり得ないことは百も承知で)我が身に置き換えて想像してみると、何ともむずがゆい。歴史に残る大天才は、これをリアルで味わったのだろうか?

…いやいや、それはない。MKS単位系どころか、メートルが定まったのがパスカルの没後。なので、当のパスカルが圧力の単位Paを知るはずがない。

しかし、改めてMKS単位系の主な単位を見てみると、英仏の天才の名前がずらりと並んでいるなぁ。両国が普通(?)に戦争している時代には、こんなものが成立するはずないわ。

2012年10月2日火曜日

C++のstd::endl vs '\n'

C++のstd::endlはプラットフォームに依存しない行儀の良い改行文字だと思っていたら、そうではなかった

一言でまとめると、std::endlはバッファのフラッシュを伴う。即座に表示したいメッセージの類はstd::endlで改行した方が良い。一方、通常ファイルに書き出すなら、'\n'改行でバッファを最大限活用する方が性能面で有利。

2012年10月1日月曜日

庶民感覚

なかにし礼氏がガンから復帰というニュースで公的保険適用外の陽子線治療が240〜290万円と聞いたとき、正直言って安いと思った。…が、金がないと長生きできないのか、みたいな声が以外と多いことに驚いた。何でもいいから噛み付きたい奴が半分くらいは混ざっているとしても、命に関わる問題をと300万円足らずを天秤にかけたら、前者が重いに決まっているだろう。そう思っていたのだが、思いの外300万円が重たくなっていることに気がついた。

思えば数年前は、年収300万円と言えば底辺の象徴のような数字だったはず。それが今やこんな状況。しかもこれでも、平均を下げそうな層が調査対象から外れてそうだし。

確かに年収300万円未満の層から見れば、丸1年飲まず食わずで働いても貯められない額だからなぁ。稼ぎとの比率で考えれば、ギリシアにとっての債務残高レベルの重さと言っても過言ではない。自分は今でも庶民のつもりだけど、庶民の中の格差は思っていたより深刻なことになっていたのかもしれない。…と言うか、そこら辺の人間をひとくくりにする「庶民」という言葉自体が死につつあるのかも。