今週のキン肉マン。
最後のロビンマスク復活のインパクトが大きかったけど、コーカサスマンの最期はストーリー的に大きな転機だろう。
もちろん、超人が実力で超神を破ったのは大きいのだけれど、それ以上に大きいのは、最期の最期にコーカサスマンが超人の存在価値を認めたことだろう。神の座を捨ててまで超人を殲滅しにきた急進派の12柱の中から、超人の理解者が現れたのだ。
分かり合うために戦うという正義超人のイデオロギーが、極右の超神にも通じたからには、これ以降の戦いは、単なる生き残りを懸けた殺し合いではなくなっていくのだろう。そして、スグルが第3段階の火事場のクソ力を発揮するのは、超人と神との共存のためだろう。
真の敵は、超人と神のどちらかが消えなければならないという思想か。