勢い余ってSatechi Bluetooth Wireless Smart Keyboardを注文したらあっという間に届いたので、早速使ってみた感想。
せっかくマルチペアリングに対応しているので、Mac miniとDELLのInspiron 3647の2台にBluetoothで繋いでみたけれど、どちらも問題なし。届いてから知ったのだけれど、このキーボードはMicro USBポートがあって有線接続もできるので、非常用のキーボードとしても使えそう。
素直なUS配列なのは好感。テンキーは正直使わないと思うけど、コンパクトキーボードでは省かれがちなHome, End, Page Up, Page Downも、普通の大きさの単独キーとして存在している。DELLマシンのメインキーボードとして使うつもりなので、Print Screenキーがあるのも地味に嬉しい。
打鍵感に特筆すべき点はないかな。特に高級感があるわけでもなく、\4kの値段相応だろう。ただ、先日購入したAnker Ultra Compact Bluetooth Keyboardとは違って、スペースバーのどこを押してもきちんと認識してもらえる。そんなの当たり前のはずなのだけれど、その当たり前がなってなかったからAnker Ultra Compact Bluetooth Keyboardを見限って買い換えたのだ。コーディング中に頻繁にスペースを取りこぼされるのは辛い。
このキーボードに限った話ではないけど、MacではWindowsキーがCommandキーとして、AltキーがOptionキーとして認識されることに注意。そのままだとOptionとCommandの配置が逆になるのだ。OS Xなら
環境設定 > キーボード > 修飾キー...
でCaps Lock, Control, Option, Commandを好きなように入れ替えたり殺したりできることは知っていたし、実際Caps LockをControlにしているのだが、この設定が接続しているキーボード毎であることには、ついさっき気がついた。Apple Wireless KeyboardではOptionとCommandを入れ替えず、Satechi Bluetooth Wireless KeyboardでのみOptionとControlを入れ替えることができるのだ。これは素晴らしい。Windowsも少しは見習ってくれ。
大きさに関しては、テンキー付きのフルキーボードなので当然大きい。14年前に初めてHappy Hacking Keyboardを導入したときには、机の上が劇的に広くなったと感じたのだけれど、今回はその逆。やはり大きすぎるかと思ったけれど、意外とそこまで大きいとは感じなかった。これはおそらくテーブルの上に置きっぱなしにせず、使い終わったら片付けるからだろう。もっとも、カバンに入れて頻繁に持ち歩くような用途には、どう考えても不向き。これは家の中で使うものだろう。
最後に、このキーボードはチルトスタンドを出しても引っ込めてもほとんど角度が変わらない。個人的にはチルトスタンドは使わないのでどうでもいいけど、角度が欲しい人には物足りないかも。
手放しで大絶賛するほどではないけど特に不満もないので、DELLマシンではこのキーボードを使おう。MacではやっぱりApple Wireless Keyboardの方が使い易い。