都会のトム＆ソーヤ(ネタバレあり)

都会のトム＆ソーヤを見てきたので、その感想。以下、ネタバレあり。

スタダの新人に場数を踏ませるための作品だろうと思って見に行ったら、概ねその通りだった感じかな。

ツッコミどころは多々あるけど、事件(ゲーム)が起こる前の日常描写を、もう少し足せなかったものか。ABEMAで配信中のドラマを見てなかったら、完全に置いてけぼりだった。

映画だけ見たら内人と創也はほとんど出会ったばかりで、クラスメイト達との関係もろくに描写がないまま。そのクラスメイト達を創也がゲーム序盤でアッサリ切り捨てたときは、流石に「えぇ〜」と思ったわ。金持ちの家に生まれたけれど、家を頼らず独力でやっていきたいというキャラだったはずが、思いっきり帝王学が染み付いてるw

まあ、予算とか何とか大人の事情はあるんだろうけどさ。何だったら、内人と創也は既に名コンビであるというところから始めても、良かったんじゃないかなぁ。腐が釣れるほどバディものとして振り切ってたら、作品として化ける余地はあったんじゃないかと思う。

ところで、放火までしてゲームを妨害していた謎の存在は何だったんだ？ 007で言うところのスペクター的な存在なのか？