今回は実に盛りだくさんだった。
主役はやはりiPad Proだろう。噂通り10.5インチが新登場し、同時に12.9インチも名前こそ変わっていないものの中身が新しくなった。さすがにProを名乗らせるだけあって、SoCはどちらもケチらずA10X Fussion。ホームボタンは感圧式ではなかったのと、ppi据え置きで10.5インチの方は9.7インチ比で18%程度しかピクセル数が増えなかったのは、残念だったポイント。
即買い条件は満たしていなかったり不明だったりするけど、現時点ではかなり10.5インチ版を欲しくなっている。DRAMをケチらず4GB積んでたら買ってしまいそう。
そんなiPadの魅力をソフトウェアの方から増幅してくれそうなのがiOS 11。マルチタスク関係がかなり強化されるようだ。ハードだけ見たら10.5インチだったけど、iOS 11を使うことを考えたら12.9インチもありな気がしてきている。どうせ帰省のときしか持ち歩かないし。これは実機を触って確かめてみたい。
Macの方はiMac Proがサプライズだったのかな。でも、欲しいのはディスプレイ外付けのMacなんだよ。MacBook Proが順当にKaby Lakeを搭載して安くなったのはいいね。去年買わなくてよかった。と思ったら、安い128GBモデルが追加されただけで、むしろやや値上げか。
ただ、Macで最も大きかった発表はハードでなく、High Sierraだろう。まずはMac mini (Mid 2011)が足切りされなくて一安心。注目すべきはAPFS対応。別に対応FSが増えるのは構わないんだけど、iOSでやった実績がある以上、Macでも強制的にAPFSに変更させられそうな気がするんだよなぁ。TimeMachineがあるから取り返しのつかない事態にはならないだろうけど、これはかなりの大事だ。
最後に、iPad ProやMacBook Proの日米価格を見ると、アップルレートはUSDJPY=108〜110くらいのようだ。まあ、妥当なところかな。