2012年9月22日土曜日

秋分の日に思う

猛烈に損した気分で恨めしくカレンダーを睨むも、公転は相変わらず。そもそも今日日、秋分の日なんて何を祝うんだよ?

そんなスレイブの愚痴とは無関係に天体は運動し、これから半年間は夜の方が長くなるわけだが、今更言うまでもなく、これは自転の回転軸が公転の回転軸に対して少し傾いているから起こる現象だ。ならば、もしも2つの回転軸が平行だったなら、毎日が春分・秋分の日状態の真っ赤なカレンダーを見ながら幸せに暮らせなかっただろうか。

…それどころじゃないよな。1年周期で季節が廻らなかったら暦に対する切実な需要も無くなるわけで、それではあらゆる文明の発展が遅れるか、そもそも興らなかったかもしれない。かと言って、2つの回転軸が直交するほど傾いてしまうと、今度は昼夜の反転が1年周期になってしまうわけで、そんな環境では現在繁栄している生物の祖は、まともに存続できなかっただろう。そう思うと、たまたま地軸が程よく傾いた幸運を祝う日が年に2回くらいあっても、悪くない気がしてきた。

しかしまあ、秋の日差しでは洗濯物が乾かないなぁ。昼過ぎまで寝てたのが悪いんだが。

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