今回の測定対象はWii。発売日に飛びついたので、完全な初期型。…だったのだが、2011年6月に修理に出したら、セーブデータをコピーされた別個体が返ってきたので、内部的にはかなり新しいバージョンだと思われる。
まず、電源オフ時(赤ランプ)の待機電力は0.8〜0.9W。Bluetoothの待ち受け分かな。スタンバイ中のWiiConnect24を有効にした場合の電源オフ(オレンジランプ)では5.3〜5.4W。初期型は結構、オレンジランプだと側面が暖かくなっていたのだが、ここはかなり改善された模様。
電源オン時の消費電力は、ソフトによってまちまち。ディスクを挿入せずWiiメニューを表示しているだけだと11.9Wだが、ディスクを挿入した状態のWiiメニューは12.0〜12.9W。消費電力がふらついて安定しないわけではなく、この範囲内の値にほぼ収束する。光ディスクドライブの制御はよく知らないけど、最後に読み出したときの回転速度を保つようになっていて、その速度によって値がばらついたりするのだろうか?
さて、ようやくゲームプレイ中の話。ディスク媒体のどうぶつの森は、非ロード中が安定して12.9W、ロード中のピークが13.2W。ディスクレスの魂斗羅ReBirthだと、10.7〜10.8W。2Dとはいえ、見た目はド派手な魂斗羅が、ディスク無しWiiメニューより省エネとは。
おまけ。GC互換機能使用中も測定してみた。ソフトは、再販記念ガチャフォース。繰り返そう、(例のメロディーに乗せて)♪さーいーはーんーきーねんー、ガチャフォース!
結果は非ロード中が9.9〜10.0W、ロード中のピークが10.4W。さすがにWiiネイティブのソフトより低かった。
もうひとつおまけのコンポジット-HDMIコンバータ。動作モードはコンポジット入力、映像は1080P出力、音声もHDMI出力。
結果は、入力が無い(NoSignalと映像のみ出力している)とき5.0〜5.1W。入力変換中は5.4〜5.5W。ついでに、変換はしているが絵がほとんど真っ黒なとき5.0〜5.1W。HDMIトランスミッタが常時5W近く食らってるのかな。
ちなみにこの製品、HDMI出力の音が悪い。高音が割れる。しかも、HDMI音声出力中はAMラジオにかなりノイズが乗る。オーディオをアナログのままスルーする機能を使えば、音は悪くならずノイズも無いので、どうしてもスピーカを集約したいのでなければ、映像のみの変換器として割り切った方がいいかも。
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