そりゃまあ、なんと言ってもM4だろう。
iPad ProにM1が搭載されたときは、Macの性能を飛躍的に押し上げた「あのM1」がiPadにまで降りてきたことで大興奮したものだけど、3年経ったらMacを差し置いて、iPad ProがM4初搭載することになるとはね。
もっとも、M3との差はそこまでなさそうで。CPUに関しては、全部ぶん回せば省電力コアが2つ増えた分だけベンチマーク上は伸びるのだろう。普通に使っている分には、速いというより遅くなりづらいのではなかろうか。そしてCPUコア数を考えると、M3 ProやMaxの地位はまだ安泰だろう。機械学習、人工知能系の性能向上が売りのようだけど、このあたりは実際に使われるまで宝の持ち腐れかな。
気になるのは瞬間最大風速より消費電力。M3より改良された3nmプロセスで、どの程度省エネになったのか。薄くなってバッテリー容量もM2 iPad Proより2割くらい減っているようだけど、それでも同等の時間使えるとすると、消費電力も2割くらい減っているのかな。
あと、OLEDにM4と新要素たっぷりなのに、新iPad Proは意外と安い。正直、OLEDなら$1,999は覚悟していた。戦略的な値付けもなくはないだろうけど、いきなりiPad Proに搭載して安く売れるほど、M4というか新プロセスは歩留まりが良いのかもしれない。TSMCの空き具合にもよるだろうけど、無印M3は早々にM4に置き換えられるかもね。
…というわけで、M3 Mac miniを待っていたけどM4 Mac miniを待ちたくなった。
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