2021年9月7日火曜日

黒フェス

去年はオンライン参戦だったので、2年ぶりに黒フェスに現場参戦してきた。

感想を大体時系列順に。

スギテツが「最近の子供にドラえもんネタが通じない」と言っていたのは、こういうことか。アンアンアンで止まっていたオッサンの頭の中が、今日アップデートされた。…と思ったのに、帰宅してからググったら今は星野源なのか。いつの間にか、こんなに世の中の変化に取り残されていたとは。

そんなオッサンの時間を一気に30年巻き戻してくれたのが、森口博子の夢がMORI MORI。ベタに水の星とF91のガンダム押しで来るだろうと思っていたので、予想外の選曲でテンションがおかしくなり始めたところに、早見優の夏色のナンシー、松本伊代のセンチメンタルジャーニーと畳み込まれて更に10年巻き戻り。とどめは3人でOneway Generationのカバー。ここは間違いなく今日のピークの1つだった。しかしまあ、改めて筒美京平という人は凄かったんだなぁ。

手越祐也は、やんちゃしてジャニーズを追い出された人という程度の認知しかしていなかったのだけど、パフォーマンスのレベルは良い意味で、想定していたジャニーズのレベルではなかった。これを10年20年続ければ、令和の田原俊彦になれる器じゃないかな。今日はモノノフより手越ファンが多かったかもしれないけど、人気も納得。

お目当てのももクロは、まさかのペンデュラムからスタート。割と干され曲の印象だったけど、AYAKA NATION 2021で見直されたのだろうか? その後DECORATION、吼えろと盛り上がるも、あの空のインストがかかって3曲で終わりかと思わせたところで、珍しくリーダーの咳からの黒い週末! ここが間違いなく今日最大のピークだった。

その後、本来なら大トリの南ピーの出番のはずが、ラス前に神奈月で箸休め。原辰徳のモノマネで中田翔をイジるなw 盛り上がりはしたものの何故この順番かと思ったら、大友康平の真似をしているところにまさかのご本人登場で2人ff。なるほど確かに、大友康平ならラス前も納得。

締めはもちろん、南ピーの愛のメモリー。71歳とは思えないカッコ良さだなぁ。最後に演奏を残して去っていく様は、氣志團万博で見た矢沢永吉を彷彿させられた。欲を言えばもう1曲、私の歌を聞きたかったかな。

色々と厳しい中だったけど、総じて本当に行って良かった。1年7ヶ月ぶりのももクロ現場は、超良席にも恵まれて最高だった。

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