2018年8月8日水曜日

横浜移住5周年

横浜に引っ越して来て丸5年が経った。

住めば都とはよく言ったもので、よっぽど好条件の仕事でも見つからない限り、わざわざ引っ越す気にはならない程度には気に入った。まあ、能動的に次の仕事を探しているわけでもないので、基本的には今の仕事がよっぽど悪条件にならない限り、もしくは十分に稼ぎ終わってセルフ身請けできるようになるまで、住み続けるのだろう。

もっとも、それは災害がなかった場合の話。100年に1度程度の水害なら大丈夫そうだけど、地震で駄目になったらどうするか? 死んだ後はどうでもいいから生き残ったケースのみ考えると、ぶっちゃけ稼げる仕事と機能しているライフラインがある場所へ逃げるだろう。

住めば都とは言ったけど、別にこの場所に骨を埋める覚悟を決めてるわけではないからなぁ。もっと言えば、特定の場所に縛られたくないからこそ、適当な借家に住んでるわけだし。家の5件や10軒買えるくらいの資産があれば、いたずらに1軒くらい買ってもいいけど、今の自分の財力で家を持つのは、ポートフォリオが歪になりすぎる。

…って言うか、1軒買える金すらないのに借金してまで家を買うなんて狂気の沙汰だと思うんだが、そう感じる自分の方がマイノリティなのか? 所有している資産の大部分、下手すると100%以上がたった1軒の家に集中してるって、リスキーにも程がある。そしてリスキーだからこそ、保険屋にも足元を見られて余計な金を毟られる。ついでに税金も毟られる。それでいて資産としては流動性が低く、よほど立地が良くない限り価値は下がり続ける。冷静に算盤を弾いたら、自分にはとても真似できない。

とは言ったものの、家を所有することに支払う金以上の価値を見出している人なら、好きに買えばいいと思う。自分だって、興味のない人から見たら価値のないモノに散々金を使っている自覚はあるから。他人の価値観の中には分からないものも多々あるけれど、自分が理解できないという理由で他人の価値観を否定するようなクソジジイにだけはなりたくない。

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