据え置きと携帯のハイブリッドという今までにないポジションを狙う新ハードの消費電力はどんなもんなのか。最も電気を食っているであろうTVモード時の消費電力を測ってみた。
条件としては、充電は100%済んでいる状態。なので、充電のための電力消費はしていないはず。そして、付属のNintendo Switchドックに置いて1920x1080のディスプレイに接続。給電は付属のAC/DC(USB-C)アダプタを使用した。
- スリープ時
- 常に0.0W
- HOMEメニュー表示中
- 5.4〜5.8W
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド プレイ中
-
画面表示内容によって大きく変動
何もない空を見上げているときは7.5W
様々なオブジェクトを表示しているときのピークで11.7W
まず純然たる据え置きハードであるWii Uと比較すると、圧倒的に省エネ。DRAMは通電しているであろうスリープ中でも、手持ちのワットモニターTAP-TST8の精度ではゼロにしか見えないほどなので、待機電力はもう気にする必要はあるまい。
起動中の消費電力は動作状況によってまちまちだけど、12Wくらいがピークのようだ。ちょうどRaspberry Pi 3のピークと同じくらいなので、純正ACアダプタではなくスマートフォンの充電器を使い回そうとか考えている人は、Raspberry Pi 3と同じくらい電源に注意した方が良さそう。ただ、これはあくまでTVモード時のピークなので、GPUがクロックダウンするという携帯モードやテーブルモードなら、そこまで気にする必要はあるまい。そもそもバッテリーがあるし。
それにしても、Wii Uを上回る性能を1/3程度の電力で実現できるとは。省エネ系の技術の進歩を甘く見ていた。Wii Uだって、同世代の据え置きハードの中では圧倒的に省エネだったのに。
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