最近、高齢者がアクセルとブレーキを間違えて事故を起こす話をよく聞くなぁ。単純に高齢者が増えたからか、それとも若い頃から運転している割合が多い世代が高齢化したからなのか。はたまた、自動車がないとまともに生活できないような地方ほど高齢化が進んでいるからなのか。まあ、単一の要因で起こっていることではなく、どの指も少なからず銃爪を引いているのだろう。
ヒューマンエラーを減らす本質的な対策の大本命は、自動運転だろう。年寄り以外にも、極度に疲れていたり馬鹿だったりして判断力が欠けている人間が引き起こす事故も、そもそも人間が運転しなければ未然に防げるわけだ。ただ、残念ながらそんな未来にはまだまだ待たされそうな雰囲気なので、それまでの間は運用でカバーしながら技術の発展を待たなければならない。
安全側に倒して人間を運用しようとしたら、運転免許の更新を難しくするとか、厳罰化を徹底するとか、その辺りの話になるのだろう。当然、方々から抵抗があるだろうけど、簡単に人間を殺せるような危ない機械なのだから、いい加減な人間には操作して欲しくない。
ただ、ペーパードライバーの扱いが難しい。ペーパードライバーに合わせて更新をザルにしたら何の意味もないし、かと言ってあまり厳しくしすぎて落としてしまうと、身分証明書を失う人が大勢出てしまう。写真付き住基カードが新規発行できなくなってしまった今、クソ仕様のマイナンバーカードを作ればいいとは言い難い。住基カードを身分証として使っている自分にとっても、かなり深刻な問題だったりする。手元の住基カードの期限が切れる7年後もマイナンバーカードが改善されていなかったら、小型特殊の免許を取得&即日返納して、運転経歴証明書を作ろうかなぁ。
…なんて散々書いてきたけど、実は高齢者の事故が増えているわけではなく、若い世代のページビューを稼げる暇ネタとしてニュースサイトが重宝しているだけだったりしてw