発売間近となったNES CLASSIC EDITIONのスペックが漏れ伝わってきた。
ARMでエミュレートするのは万人の予想通りだったけど、3DSのSoCを流用するという予想は外れだった。この製品のためだけにわざわざ新しいSoCを起こすわけがない、というのはその通りだったけど、サクッと出来合いのSoCを採用したか。
ハードの開発に大したコストはかけていなさそうだけど、新しいシステムということで、エミュレータは改めて移植しなければならなかったはずだ。ここら辺の手間を極力省くためにも、5年の実績がある3DSを流用するのではないかと思っていたのだけれど。よりパワフルなシステムに移植するにあたって、新規で開発しなければならない部分はそう多くも難しくもなかったのかな。
気になったのはこのオーバースペックな構成。もちろん、電源を考えればCPUもGPUも全コア全力なんて出さないだろうし、不要な機能を削ったSoCを作る方が金も時間もかかるから、そのまま使っているのだろう。が、ただでさえSwitchの開発で忙しそうなときに、こんな1発ネタのためにわざわざ専用ハードを設計するだろうか?
そう。これはハードを完全流用して、ミニスーパーファミコンを作る意図が透けて見える。まあ、半ば自分の願望がそう見せているのかもしれないけど、技術的には十分すぎるほど可能なはずだ。更に妄想を膨らませると、同世代の他社ハードだって技術的には作れるだろう。セガやコナミにミニチュアレトロハード復刻コーディネートビジネスなんて持ちかければ、乗ってくるかもしれない。
そんな妄想をしながら、ミニファミコンが届くのを待っていよう。発売日は3日後なのに、発送予定は来月なのだけれど。
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