2021年に減少した原因はまあ、理解できる。昨日今日の話ではなく、日本全体ではかなり前から人口は減る一方。そんな中、地方から人を集めることで減少トレンドに抗っていた東京も、疫病の影響で思うように人を集められなかった。それだけの話だろう。
それより意外だったのは、これまでずっと単調増加だと思っていた東京都の人口が、1995年に減少したことがあったということ。アラフォーの記憶にある限りでは、1995年と言えば2011年に次ぐ、激動の年だった。阪神淡路大震災。地下鉄サリン事件とサティアン突入。「がんばろう神戸」を掲げたブルーウェーブは強かったなぁ。
人口に影響するとしたら震災とオウムかな。震災で上京を諦めた人と、物騒で上京を諦めた人がそれなりにいたか。いやしかし、前者の影響範囲はあくまで関西限定。それ以外の地域からは変わらず東京への流入しそうなものだ。また後者は、進路を変えるにはタイミング的にちと遅い。3月の地下鉄サリン事件を見て、4月からの進学や就職をとりやめた人が大勢いたとは考え難い。
う〜ん、よく分からん。とりあえず、エヴァンゲリオンが流行るくらい暗い年だったのは確かだが。
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