とりあえず、傷口を抉るだけの非生産的な争いが終わったのは良かったことなのだろう。
人一倍頭が切れる人ならば、ここまで拗れる前に軟着陸もできたろうに。老いというのはここまで、運転も事故対応も誤るほど判断能力を奪うのか。
けりがついた不幸な事故を弄っても非生産的なので、不幸な事故をどう減らせるかを考えよう。
老いること自体は、誰もが死ぬまで避けられない。なので、衰えたら運転しないというのが単純かつ有効な解の1つだろう。もっとも、運転しない・させないことは簡単ではない。惰性で自動車を維持していた程度の人なら、それこそ今回の厳罰の見せしめ効果で手放してくれるかもしれない。が、自動車に依存している高齢者から自動車を取り上げるのは、至難の業だろう。自分の身に置き換えてみると、運転している父親に運転をやめろとは、正直言いづらい。免許更新頻度と難度を上げる北風と、安価な代替手段を提供する太陽との合わせ技かなぁ。
あとは、運転という行為そのものを技術的にアシストして、ミスを減らすことくらいか。ガソリンエンジンを電気モーターに置き換えるのも大事だろうけど、自動車自体を賢くする方向の進化はもっと大事だと思う。究極の目標は当然、自動運転となる。
とか何とか書いている自分は、そもそも無免許なんだけどね。今となっては高い維持コストを払えないこともないけど、人を殺しうるリスクは未だ背負う気になれない。住基ネットカードの有効期限が切れるまでに小型特殊でも取ろうかと思っているけど、期限は残り2年を切ったか…。
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