https://mainichi.jp/articles/20180926/k00/00m/040/026000c
まあ、妥当なダメージコントロールだろう。
まず、新潮社としては非を認めた。そして、原因が管理不行き届きにあったとしたことで、新潮社本体の目の届かぬところで、ならず者どもがロクでもないことをしでかしたことになった。その上で新潮45を休刊にすれば、痛みを伴いながらも新潮社は悪性腫瘍を切除したことになったわけだ。転移してるかどうかは知らんけど。
新潮45の敗因は、元の読者層と炎上商法で集まる耳目とのミスマッチだろう。ネットメディアなら良識ある読者が眉をひそめようとも、いわゆるネトウヨのPVを稼ぎさえすれば、商売として成り立つかもしれない。しかし、能動的に財布を開いて紙の雑誌に金を払うネトウヨなんて、商売になる程いなかったわけだ。その上で既存の読者に背を向けられたら、そんな読者にアプローチしようとしていた広告主も離れよう。まあ傍目八目ってやつで、苦境に喘ぐ当事者達は頭が回らなかったのかね。
今回の騒動で紙媒体が炎上商法に失敗した前例ができたのは、悪くないことかもしれない。なまじ成功してフォロワーが続々と現れてしまったら、目も当てられないことになっていただろう。唯一その点に限ってGJ! > 45
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