2018年5月20日日曜日

シューキュービック ヌーボー

不定期シュークリームレビュー。今回はダロワイヨの、シューキュービック ヌーボー

特徴は見ての通り、その形状。思いっきり立方体なのだ。シュークリームの形と言えば、焼いて膨らんだ際のランダムさを許容するのが普通だと思っていたけど、このシュークリームに関しては型にはめたかのように立方体。詳しい製法は知らないが、実際に型はありそうだけど。

そんな形が特徴的な皮だけど、系統としてはパイシュー。パイシューとは言ってもサクサク系ではなく、ほんのりしっとり系で、かなりしっかりとした食感がある。6面のうち上面だけは、側面との間の辺に継ぎ目があるように見えたけど、上面は乗せただけなんてことはなく、しっかりとくっついていた。その上面には粉糖とチョコが乗っているけど、これはあくまで飾りの範疇であって、大部分の甘味のソースは中のクリーム。

そんな特徴的な立方体の密室に対して、底面に開けた小さな穴から注入されたクリームは、極めてスタンダードなカスタード。さすがはケーキ屋さんのクリームだけあって、間違いない美味しさなのもさることながら、見た目の印象よりクリームが多い。これもおそらく形状によるもので、1辺が6cmの立方体は手に取っても小ぶりに感じるけど、直径6cmの半球と比較すれば約3.8倍の体積があるのだ。

税込540円は今まで食べたシュークリームの中で最も高価だけど、これは一食の価値あり。

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