たかがこれしきのことで、こんな面倒なことになってしまうのか。…と言うのが第一印象だった。
チンギス・カンよりコロコロコミックの方が馴染み深い島国のオッサンとしては、そりゃ小学生男子に向けたギャグ漫画ならウンコチンコは鉄板だろうし、別に深い意味もないであろう子供向けギャグに目くじらを立てる方が大人気ないのではないかと思ってしまった。
逆の立場でも考えてみたけど、歴代の将軍やら天皇やらを外国でウンコチンコネタにされたら怒るかと問われれば、別にどうでもいいと言うのが偽らざる本音だ。
この問題の厄介なところは、どうにもイマイチ共感できないところにあるのだと思う。ただ、だからと言って犯して良いはずもなく。よく分からない人間は分からないなりに、迂闊にいじってはいけない人物リストに、キリストやチェ・ゲバラと並べてチンギス・カンを加えておくべきなのだろう。
息苦しさを感じないこともないけれど、自分にとって大切なものを理解のない、理解する気もない人間に踏みにじられた経験があれば、その痛みは想像できる。そして、だからこそやってはいけないことも分かる。自分が理解できないものを否定するようなクソジジイにはなりたくないからね(元都知事を思い浮かべながら)。
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