このタイミングでNewを冠した2DSを出してくるか。
純粋にハードとして見ると、画面はサイズはNeww 3DS LLと同じありながら重量はNew 3DSとほぼ同じというのは、非常に魅力的だ。Neww 3DSで非常に面倒になったmicroSDカードの着脱も、また簡素に戻っている。上画面両脇から下側の角に移動したスピーカーは、さすがに物理的に小さくならざるを得ないだろうけど、今時のスマートフォンの2倍も厚みがあれば、それなりに鳴るのだろう。また、持っている手で塞いでしまうこともなさそうな位置だ。
さて、気になるのは3DSの未来だろう。まず、残念ながら裸眼立体視機能はフェードアウトしてゆくのが既定路線のように見えるが、これは仕方あるまい。3D液晶が流行って様々なサプライヤから調達できるようになっていれば違ったのだろうけど、シャープにどっぷり依存している状態は非常に望ましくない。シャープが傾いたときから、こうなる運命だったのかもしれない。
それ以上に気になるのは、DSシリーズそのものの未来だろう。初代3DSが発売されてから7年目、Newの発売からも既に3年目というのは、通常のゲーム機のサイクルからすれば末期も末期で、次世代機の背中がはっきりと見えていてもおかしくない頃合い。にも関わらず、次世代機どころか延命を狙ったような新機種を出してきたからには、まだまだ3DS, 2DSを引っ張って稼ぐつもりなのだろう。
問題は3DSの次世代機が本当に出るのかどうかだけど、正直言ってなさそうな気がする。New 2DSで稼ごうとしているのは次世代3DSが出るまでの時間ではなく、Switchが普及するまでの時間ではなかろうか。肥大化したソフトの開発ラインはSwitch 1本に統合して、携帯ゲーム機需要はJoy-Con一体型の初代GBAのような、携帯モード専用廉価版Switchでカバーする。
…なんてことを書いていたら、New 3DS LLが欲しくなってきた。
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