AmazonでついついポチってしまったTaoTronicsのBluetoothスピーカTT-SK05が届いた。
Bluetoothスピーカは既にD100を持っているのだけれど、衝動的にワゴンから確保したFL-CSP1の使い勝手が思いの外良好で、この手のコンパクトなスピーカが気になる存在になっていたのだ。1個あれば十分な気がしなくもないけど、それぞれiPhone用とiPod touch用にすれば、再ペアリングの手間が省けるからいいことにしよう。
本題のTT-SK05に戻ろう。音質に関しては特に不満なし。割れそうなほど大きな音を鳴らすわけでもなければ、こだわりのハイレゾ音源を再生するわけでもなく、手元でradikoを聞くのがメインの用途なので、評価は甘々かもしれないが。
最初にペアリングしておけば、その後は電源を入れるだけで使える点は、FL-CSP1と同様に便利。ただ、電源を入れた直後はiPhoneの音量設定が反映されず、1度音量を操作しないと結構大きな音で鳴るのは不便。使い始めの手間の少なさはFL-CSP1に軍配を挙げよう。
インジケータLEDに関してはTT-SK05の方が好み。FL-CSP1のLEDは、無駄に明るい上に点滅が速くて鬱陶しく感じていたのだけれど、TT-SK05の方は明るさも点滅も控えめ。
スピーカ側のボタン操作に関しては、悪い意味でFL-CSP1とどっこいどっこいかな。FL-CSP1と同じく、TT-SK05も音量調整と曲送り/戻しのボタンが独立していない。そして、音量調整はダイヤル状のボタンを回しながら押し込むという面倒な操作。コストの兼ね合いで部品を増やしたくない気持ちは分からないこともないけど、せめて押し込まずに普通に回せば音量調整できるようにして欲しかった。この手のスピーカの基本的なユースケースって「流しっぱなし」だと思うんだが、世間的には音量調整より曲送り/戻しの方が頻度が高いのか?
バッテリーが残り少なくなったときの警告音に関しては、まだ聞いてないので評価は保留。FL-CSP1は、残量が少ないと充電中でも警告音が鳴るのが最大の不満点なんだよなぁ。警告音が鳴ったからと充電を始めても、しばらく警告音が止まないのがうるさい。TT-SK05はそうでないことを願う。