子持ちでも女性でもない自分には関係のない話。…なんてスルーしてはいけない気がしたので、気ままな独身男が思ったことを文字にしてみる。
子持ち女性の就業率が低いのはまあ、多くの人が実感している通りだろう。それより問題は
仕事をしていない方に「お仕事をしていない理由はなんですか?」と伺うと、第1位は61%の方が選択した「自分に合う仕事がみつからない」でした。20~39歳の世代では、「子どもと過ごす時間を大事にしたい」(全体:30%、20~39歳:43%、40歳以上:22%)「子供を預けられる保育園が空いていない」(同10%、25%、2%)と子どもに関する理由が上位に挙がっています。この点だ。
そう。保育園が足りないのも問題ではあるけれど、それ以上に子どもと過ごす時間を大事にしたい人にあうワークスタイルが許される仕事がない。言い換えれば、プライベートを犠牲にしてバリバリ働く以外の選択肢があまりに無さすぎるのだ。
正直に言えば、これまで子供を理由に休める女性が羨ましいと思ったことはあるし、そのしわ寄せが自分に来るのが面白くないと思ったこともある。が、そこで労働者同士がいがみ合うのは、自分たちの首を絞めているだけではないかと思えてきた。
プライベートを優先して緩く働くワークスタイルを許容する土壌を作ることは、何も子持ち女性だけのためではない。「滅私奉公しなければ社員にあらず」的な空気を壊すきっかけにできれば、給料半分でいいから労働時間も半分にしたいと思っている独身男の利益にもなるのだ。ぶっちゃけ、プライベートを犠牲にして働く上司のようなスタイルは自分に合わん。
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