GitHubが日本法人を設立したとな。
で、流行るかどうかは正直微妙な気がする。日本法人のサポートがあって悪いことはないだろうけど、そもそも今まで、大きな組織でバージョン管理システムを使いこなしているところを見たことがないんだよなぁ。
決して大企業の中の人にバージョン管理システムを使いこなす技量がないわけではないとは思うんだけど(技量がない人がいないわけでもないとも思うが)、方々からかき集めた技量にばらつきがある人を束ねようと思うと、どうしても最低限の機能しか使えないのだろう。経験的にはブランチを使っていればまだマシな方で、コミットする度に共有Excelファイルに変更内容を書かされるアホくさい現場もあったっけなぁ。そんな組織は分散型のバージョン管理システムなんて使いこなせないので、GitHubには食いつかないだろう。
レポジトリを社外に出すことに抵抗がある企業も多いと思う。下請けなんかだと、セキュリティ面で顧客に心配させることを嫌って、敬遠されそうな気がする。
結局のところ
「これからは、開発者やデザイナーに対してだけではなく、GitHubを使ったオープンスタイルな仕事の方法をさまざまな人たちに提案していき、よりハッピーになれるような仕事環境を実現していきたい」この精神こそが、レガシーなロジックで回っている会社にはマッチしないのだろう。悲しいけど。
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