なんとなく暦について考えていた。
地球上で、人間ほど精密な暦を運用している生物はいないだろう。天体の運動とは独立した1秒を再定義して、普通に生活していれば気付きもしないような閏秒まで挿入したりして。もし自分が暦に関する知識を一切教わらないで育ったら、自力で発見できるのは太陰暦もどきが限界だろう。
一方で、それなりの脳みそがある生物なら、どんなにぼんやり生きていたとしても、さすがに昼夜を繰り返す1日という周期の存在は知っているだろう。それを表現できる言葉をなり何なりを持ち合わせているかどうかは別にして。作りがシンプルな生き物だと、明暗や寒暖に対してパッシブに生きているだけかもしれないが。
そんなことを考えていたら、太陽の光も熱も届かないような深海に住む魚はどうなのかという疑問を抱いた。早速「深海魚 時間」でググってみると、深海魚という名前のソープランドがヒット。いや、知りたいのはそんなことじゃないんだってw
で、色々検索してみると、どうも深海魚と言っても、そのライフスタイルは多種多様なようだ。夜になると浅い海に浮上してくる種なら、当然1日を知っているだろう。幼少の時期を浅い海で過ごす種も、太陽の力を肌で感じたことがあるはずだ。深海魚と聞くとずっと深海にいるイメージを抱くけど、一生を深海だけで過ごす種は、意外と少ないのかもしれない。
こういう一文にもならないようなことを、ただただ興味にだけ殉じて追い求められる立場になりたいなぁ。
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