天気が怪しかったので、今朝は洗濯物を外に干さずに出かけたのだが、昼ごろにガラス窓に付いた水滴を見て、思わず「よしっ」。
…ん? 時間差で違和感。確かに洗濯物は雨にさらされなかったけれど、それは外に干さなかった時点で確定していたこと。もう雨が降ろうが雪が降ろうが、新たな損益は発生しないわけだ。にも関わらず、反射的に嬉しく思ったのは、単純に予想が当たったからだろうか?
状況を整理すると、昨晩洗濯機のタイマーを設定して、今朝洗濯が完了した。が、今朝は雨が降りそうだったので、乾燥を諦めて外に干さなかった。言うなれば、今朝の時点で「今日はもう洗濯物が乾かない」ことを受け入れ、洗濯物に関しては損切りしたのだ。
損切りした後に、たらればで損失が膨らまなかったことを喜ぶ気持ちは分かる。自分の判断に酔いしれる気持ちも分かる。しかし、そもそも損をしていることを覆い隠してしまうこの感情は、適切な現状認識を妨げる危険なものなのではなかろうか。
こういう心の脆弱性を狙って突かれたら、適切な判断を下せる自信が無いなぁ。あと、すっかり乾いていた夜の家路を見るに、結局ほとんど降らなかったみたいだ。
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