バッファには3つの状態がある。
- ウィンドウに表示しながら編集中(active)
- 非表示だが編集内容は保持中(hidden)
- 編集を終えた(inactive)
編集を終えて閉じたファイルはinactive。これもまた、特に意識するものではない。あるファイルを表示しているウィンドウを全て閉じても、そのバッファ自体が消滅するのではなく、inactiveで残っているわけだ。最もメモリは解放するようなので、残っていても特に害はない。
あまり使いこなしていないのがhidden。まだディスクに保存はしたくないが狭い端末を分割したくないとき、hiddenにすれば編集中のまま他のファイル(バッファ)を編集できる。カレントウィンドウで表示中のバッファは
:hidでhiddenにできる。また、:hidの引数に他のコマンドを与えれば、カレントバッファをhiddenにしながらそのコマンドを実行できる。例えば
:hid e foo.txtでカレントバッファhiddenにして、代わりにfoo.txtのバッファをカレントウィンドウに表示する。
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