疫病の影響を受けまくった第2回 ももクロ一座特別公演だけど、ようやく全公演終えることができたところで、ネタバレを気にせず感想を。見に行ったのは11/26昼と12/2夜。
何よりも意外だったのは、CHANGE THE FUTURE! と銘打っていかにもアレっぽさを前面に押し出しておきながら、歴史改変モノではなかったこと。過去をどうこうすることは一切なく、あくまで栞里が内面から変わることで、未来を変えようという話だった。まあ、結果的に幕末ドラゴンと被らなくて良かったのかな。
そもそも、鏡の向こうは過去の世界だったのか? いや、違うだろう。おそらく栞里の心の中の世界。劇中でも役者と鏡の話が出てきたけど、鏡と向き合うことで顕在化した栞里の様々な意識の1つ1つが、鏡の中では大江戸座座員の1人1人になったような、そんな感じ。そしてその代表格が、かつて封印した歌いたいという夢を擬人化した、かなやっこだったと。おれんの主体性のなさも、さあやのヤバさw も、普段表に出しているかどうかはさておき、内に秘めているものではないかと。
そうなると、最後の最後に大友康平演じる座長・大友金治が大友康平本人だったという点で辻褄が合わなくなるけど、ちっちゃい事は気にするな、それワカチコワカチコ。…ってやつだw
そんな歌いたいという夢を取り戻す話だからこそ、ミュージカルというフォーマットはまさに最適解だった。そしてその最適解を選択出来たのは、メンバーのスキルアップがあってこそだろう。5年前に可能だったかと考えてみると、ちょっと難しかったかもしれない。
最後に、第1回に続いて手ぬぐいゲット。前回は膝の上に落ちてきた手ぬぐいを拾った感じだったけれど、今回は綺麗にダイレクトキャッチできた。
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