意外と珍しいニュースじゃないかな。
FXで問題を起こしたニュースと言えば、99.9%は会社なり顧客なり他人の金を使い込んだのがバレたという話だと思ってたんだが、今回の問題児はその一線は越えていないようだ。
もっとも昨年4月から今年の5月まで、勤務中に6004回。月初か月末かで変わってくるけど、間を取って13ヶ月間とみなすと、1日平均23回くらい取引していたことになる。勤務中、すなわち日本時間の日中ですらこの回数なのだから、仕事を終えてからの本番の時間帯には、さぞかしガチャガチャやってたのだろう。
それだけ離席して本業を疎かにしていれば、バレて怒られるのも当然だろうな。
さて、問題の彼は0.3ヶ月分の給料(+失われたであろう将来の出世による昇給)に見合った利益を得られていたのだろうか? かなり大きく動いた期間ではあったけど、回数的にスキャルピングだろうから、ビッグウェーブに乗って大儲けはできてなさそうな気がする。大体、本当に稼げてたら本業なんぞにしがみついていないだろうし。
しかしまあ、これだけ大量のトレードをこっそり継続できた精神力は大したものだとも思う。曲がりなりにも10年以上生き残ってきた兼業トレーダーとしては、こんな疲れることなんて絶対にやりたくない。
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