放送内容ではなく、技術面のトレンド。
家電量販店のテレビ売り場を何の気なしに眺めたら、液晶からOLEDへの流れが逆流して、最近はまた液晶が盛り返してきているようだ。それも、高価なOLEDより安価な液晶の方が売れ筋というわけでもなく、各社のフラグシップモデルが液晶に回帰しているようだ。
もっとも単なる液晶ではなく、バックライトがMini LEDになった。そして売り場で見る分には、OLEDもMini LED液晶も十分綺麗で違いはよく分からない。正直、画質はもう飽和しているだろう。
では、Mini LED液晶に意味がないかというと、それは大アリ。同じ画面サイズのOLEDより明らかに消費電力が小さくなっているのだ。何となくダラダラ映像を垂れ流していることが多いであろう製品だけに、100Wも200Wも違えば、その差ははっきりと電気代に現れよう。馬鹿でかいテレビを買うような人は電気代なんて気にしないのかもしれないけど。
でかいテレビを買うつもりは微塵もないけど、このMini LED化の流れがPCのディスプレイにも来てくれると嬉しい。もっとも、Mini LEDというものが既存の規格の範囲内の映像信号で満足に制御できるのかどうかは知らんけど。Mini LED制御のために遅延が増えるのは喜ばれないだろうし。
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